■前津江
▽過酷なレースを競った314人
9月3日、「第10回椿ヶ鼻ヒルクライムレース」が開催された。大山町中川原交差点をスタートし、前津江町地域活性化センターまでの全長13.2km、標高差626mの過酷なコースを314人の出場者が力走。颯爽とスタートを切った選手らは、沿道の町民の声援に応えながら、急勾配の道を一気に駆け上がって行った。ゴール会場の前津江町地域活性化センターでは、選手同士が互いの健闘を称え合う姿や、“おもてなし”として地元の各グループなどによって振る舞われた、おにぎり・きな粉だんご・かりんとうなどをおいしそうに頬張る光景も。
表彰式は各クラスごとに行われ、実行委員長から賞状と副賞が贈られた。式後、参加した選手は「また来年も帰ってきます!」と言い、地元の人たちに見送られながら、笑顔で会場を後に駆け下りて行った。
▽菌ちゃん土づくりがどうなった?
9月28日、鹿ファーム代表の鹿野氏の指導のもと、体験学習会「菌ちゃん土づくりがどうなった?秋冬野菜の種まきと植え付け」が行われた。これは、今年6月に生ごみと自然物を使って土づくりをした大野本村の実験畑で行われたもので、一般参加者のほか、前津江小学校の5年生も授業の一環として参加。児童たちは、12月の収穫体験を楽しみに、レタスや大根などの種まきと植え付けを行った。
▽絆を深めた大運動会
9月24日、前津江小学校運動場で小・中学校合同の秋季大運動会が開催された。観覧制限がなかった今年は、多くの町民が観覧。「全力!団結!絆を深める大運動会を楽しもう」のスローガンのもと、鼓笛や綱引き、対抗リレーなど、熱戦が繰り広げられた。一般種目では、地区対抗「縄綯(なわな)い」が行われ、観覧者もテントを飛び出し、地域から選抜された選手に大きな拍手と声援を送っていた。
■中津江
▽中津江村の魅力を発信
9月14日から19日までの6日間、「むらづくり役場つくる部会」が北九州市で開催された「第45回西日本陶磁器フェスタ」に出店した。これは、中津江村の魅力を発信することで観光客を増やし、地場企業の新たな展開につなげようと試みた、初の村外活動。新鮮な地元野菜をはじめとした自慢の逸品を販売したほか、砂金取り体験なども実施し、中津江村の魅力をアピールした。
▽森を大切に思う心を育む
9月2日、柿ノ谷地区で「200海里の森づくり下草刈り事業」が実施された。筑後川上流域の中津江村と筑後川下流域の福岡県都市圏の住民ら合わせて約120人が参加。以前植樹した広葉樹の下草刈りを行った。この活動は、「ともに森を守り、森を大切に思う心を育もう」という想いで、平成12年から続いている。下草刈りでともに汗を流した一行は、その後、交流会で親睦を深めていた。
■大山
▽みんなで育てよう、大切な水源林
9月23日、田来原美しい森づくり公園で、「おおやま水源林育林活動ひと山まるごとガーデニング」が開催された。当日は、日田市や福岡市など筑後川上下流域の住民約100人が参加。参加者は4班に分かれ、大鎌を使って約7,000平方メートルの下草刈り作業を行った。作業のあとは、大山町の産物を使った弁当や鶏の串焼きを食べながら、交流会を楽しんだ。
▽操作始め!よし!
9月3日、旧鎌手小学校のグラウンドで「日田市消防団大山方面団操法大会」が開催された。今大会には5チームが出場し、4人一組で小型ポンプを使った操法技術の正確さを競った。審査は日田消防署の職員によって行われ、操作員ごとに優秀者が表彰された。残暑の厳しい中、操作員たちはきびきびとした節度ある動きで、操法を披露していた。
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