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市長コラム02虫の目と鳥の目と魚の目と

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大分県日田市

■予測不可能な時代を生きる子どもたちに
日田市長 椋野美智子
「虫の目は地を這う目」一つひとつを見つめます。
「鳥の目は空を飛ぶ目」全体を俯瞰します。
「魚の目は流れを泳ぐ目」流れの行方を眺めます。
現場の声を聴きながら大局観を持ち、時代の流れを見極めて市政の舵を切る。そうありたいと、4か月が過ぎました。

先日、連合育友会の皆さんと懇談し、一人ひとりの子どもの今を見つめながら(虫の目)、劇的に変化する時代を生きていく力を身に付けてもらうために(魚の目)、どんな教育の仕組みを整備したら良いのか(鳥の目)、考える機会をいただきました。
時代の変化は予測不可能ではあるけれど、はっきりしているのは異文化に属する人たちと協働しなければならない社会になること。だから、子どもたちにはできるだけ多く異質なもの、異質な人に出会ってほしい。共通の前提を持たない人たちに言葉で説明し、対話を重ねることによって何とか共通の理解にたどり着く。そんな経験をする機会を、地域でどうつくるのか、一緒に考えていきたいとお話ししました。

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