■天瀬
▽五穀豊穣に感謝して
10月14日~27日、五穀豊穣を願う五馬地区の秋祭り「五馬くにち」が、本城地区の金凝(かなこり)神社を皮切りに、塚田地区の阿蘇神社、出口地区の老松神社、五馬市地区の玉来(たまらい)神社で行われた。
玉来神社では、子供たちが打ち鳴らす太鼓や拍子木に合わせ、天狗や鬼が指揮をして、2人1組が演舞しながら杖や薙刀(なぎなた)を打ち合う五馬楽が4年ぶりに奉納され、市内外から訪れた多くの観客から大きな拍手と歓声が沸き上がった。
秋の風物詩となっているこの「五馬くにち」は、地域の伝統的な祭りとして大切にされており、百数十年にわたって守り続けられている。
▽大山スマイルマルシェinあまがせ
10月22日、ローズヒルあまがせ(天瀬農業公園)で「大山スマイルマルシェ」が開催され、多くの人が訪れた。園内では約300種2,000株のバラが栽培されており、杉河内ことぶき会有志によるハーモニカ演奏も行われた。マルシェでは様々なキッチンカーや雑貨の店が並び、飲食を楽しんだり、オリジナルの作品を購入したりと、来場者は思い思いにイベントを楽しんでいた。
▽幻想的な光に包まれて
10月13日~22日の週末、高塚愛宕地蔵尊が幻想的な光で彩られた。プロジェクションマッピングと光で照らされた拝殿や鐘つき堂、照明で浮かび上がる和傘の演出など幻想的な光景が広がっており、写真を撮る多くの人の姿が見られた。初めての人や日中に訪れたことがある人も、様々な演出に酔いしれながら、昼間とは一味違った雰囲気を楽しんでいた。
■前津江
▽運動の楽しさを広めよう
11月3日、前津江シルバーすこやか広場で、公民館・老人会・スポーツ協会主催の「第1回スポーツふれあい広場」が行われた。これは、グラウンドゴルフやゲートボールなどに触れ合う機会のない人や、一人で飛び込んで行くことを恥ずかしいと思っている人に、「運動する楽しさ」を知ってもらおうと企画されたもの。当日は20人が参加し、秋の清々しい一日を和気あいあいと過ごした。
▽少人数でも最高の文化祭
10月28日、前津江中学校体育館で「令和5年度・星輝(せいき)祭」が行われた。「挑戦~最高の星輝祭をつくろう~」のスローガンのもと、全員での音楽発表、2年生の英語スピーチ、1年生は「咸宜園の門下生、前津江出身の10人」、全校劇などが行われた。全校生徒11人の少人数にもかかわらず、一人ひとりが精一杯のパフォーマンスを見せてくれ、会場は温かい拍手で包まれた。
■中津江
▽祝40周年!地底博物館「鯛生金山」
10月8日、鯛生金山で「鯛生金山まつり山神祭」が開催された。今年は地底博物館鯛生金山開館40周年を祝い、くす玉も割られた。式典後、昭和学園高等学校による演奏や阿蘇猿まわし公演などのアトラクションに加え、村内有志によるお好み焼きや焼きそば等の出店など多彩な催しが行われた。雨で寒さも感じる一日となったが、約550人が来場し、大いに賑わった。
▽デマンドバスに乗ってみよう!
9月27日、むらづくり役場くらす部会が、市営上・中津江バスの「バスの日」に合わせ、公共交通を使ったイベントを実施した。この催しは、デマンドバスを普段利用していない人にも、楽しく利用することでバスに乗るきっかけになればと企画されたもの。参加者17人は、それぞれ買い物や醤油蔵見学、杖立温泉等の5コースを楽しみながら、公共交通の重要性を再認識していた。
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