咸宜園教育研究センターだより

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「咸宜園教育研究センター・世界遺産推進室」では、咸宜園や廣瀬淡窓、門下生等に関する調査研究を行っています。研究成果は、関連資料の展示や研究紀要を刊行するなどして公開しています。また、「近世日本の教育遺産群」の世界文化遺産登録に向けて取り組んでおり、各種公開講座を実施しています。
センター内には、咸宜園に関するガイダンス映像や体験学習用教材「咸宜園入門ぼっくす」、関係図書や古文書などの歴史資料が閲覧できる研究室もあり、子供から大人まで幅広く利用できる施設です。

■令和4年度春季企画展「咸宜園教育研究センター新収蔵品展」
2月16日～5月9日の期間中、市に寄贈を受けた咸宜園関係資料の展示を行いました。毎年、この時期に前年度に市民の皆さんなどから寄贈いただいた資料を公開しています。今回は、廣瀬淡窓や旭荘(きょくそう)(淡窓の弟)、林外(りんがい)(淡窓の養子)の作品を展示しました。

■豆知識「咸宜園入門ぼっくす」って何?
咸宜園では、毎月行われた試験の結果を受けて無級から九級に分け学力を評価していました。これを「月旦評(げったんひょう)」と言います。「咸宜園入門ぼっくす」は、この月旦評を参考に作った、咸宜園や廣瀬淡窓のことを学べる体験学習用教材です。かるたや紙芝居、すごろく、パズルなど、楽しみながら学べます。

■情報配信中
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■咸宜園を世界遺産に!
咸宜園教育研究センター・世界遺産推進室(入館無料)
淡窓2丁目2番18号【電話】22-0268
開館時間：午前9時～午後5時　水曜日休館
史跡咸宜園跡受付時間：午前10時～午後4時