市長コラム03虫の目と鳥の目と魚の目と

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■ふるさと日田はいつでも、いつまでも、あなたを応援
日田市長　椋野美智子
新年早々、能登半島で大きな地震がありました。突然の災害に襲われると、私たちは何気ない日々の暮らしの大切さ、助け合うことの尊さを改めて痛感します。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
さて、先日の「20歳のつどい」の式辞で、私は3つのことを話しました。
(1)困ったら一人で抱え込まずに助けを求めること。ふるさと日田はいつでも、いつまでも応援しています。
(2)異文化に属する人と協働する経験を重ねること。予測が難しい時代にあって、多様な人と協働できればできるほど大きな助け、力となります。
(3)挑戦を続けること。自分で決めた挑戦は、確実に生きていく上での力となります。若い人たちの挑戦こそが私たちの未来を拓いてくれます。
このことは、暮れに読んだ『進撃の巨人』でも描かれていました。巨大な歴史の流れの中で、無力に見える一人ひとりの個人の「自由とは何か」「生きることの意味は何か」が問い掛けられていて、国を越えて若い人たちを惹きつける理由が見えた気がしました。