■ゲートキーパーとは?
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に「気付き、声を掛け、話を聞き、必要な支援につなげ、見守る」人のことを言います。別名「命の門番」とも言われていますが、特別な資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。
■ゲートキーパーの役割
(1)気付き・声掛け
「どうしたの?」「眠れている?」「話を聞くよ」
家族や仲間の変化に気付いて、声を掛ける
(2)傾聴する
「つらかったね」「話してくれてありがとう」
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
(3)支援先につなぐ
「こんな相談窓口があるよ」「一緒に相談に行こうよ」
早めに専門家に相談するよう促す
(4)見守る
「そばにいるよ」「いつも見守っているよ」
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
▽まずは声を掛けることから始めてみませんか?
悩みを抱えた人は「人に悩みを言えない」「どこに相談に行ったら良いか分からない」等の状況に陥ることがあります。周囲の人たちが、ゲートキーパーの役割のどれか1つでもできれば、悩んでいる人の支えとなるかもしれません。身近な人の心のサインに気付くことが、命を守ることにつながります。
■こんな“心のSOS”はありませんか?
・元気がない・疲れているようだ
・良く眠れていないようだ
・食べる量(体重)が減った又は増えたようだ
・体調不良がありそうだ
・飲酒量が増えているようだ
・身だしなみを気にしなくなったようだ
・小さなミスや忘れ物が増えようだ等
■ゲートキーパー研修会を開催します
ゲートキーパーの役割や声の掛け方、話の聞き方を講義とロールプレイで学ぶだけでなく、自身の心の健康のためにできることも一緒に考える研修会です。参加無料ですので、是非ご参加ください。
とき:3月25日(月)午後1時30分~3時30分
ところ:市役所7階中会議室
講師:大分友愛病院公認心理師 佐藤綾氏
募集数:30人
申込方法:3月18日(月)までに下記に電話、ファックス又は電子申請(本紙右記二次元コード)
問合せ:健康保険課健康支援係
【電話】24-3000【FAX】24-0321(ウェルピア内)
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