「安心と未来への希望」を日田市につくるために

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第1回日田市議会定例会で椋野美智子市長から市政執行の方針が発表されました。
令和6年度市政執行の方針から抜粋して、市の目指すべき方向性と取組をお伝えします。

■令和6年度市政執行の方針
令和6年度の市政執行に当たっては、新清掃センターの建設や災害復旧復興など、持ち越された課題に着実に対応しながら、「安心と未来への希望」を日田市につくるため、5つの基本施策に取り組みます。

■基本施策
1.仕事の選択肢を増やす取組
多様な働く場を創出するため、企業誘致の取組を積極的に進めるとともに、地場産業の振興や創業の支援、さらには企業の魅力情報発信やワーク・ライフ・バランス推進の取組を通じて、選ばれる職場づくりを進めます。
また、農林業分野においては、持続的な発展のため、各種研修制度等を活用して、新規参入者や意欲のある担い手を支援する取組を進めます。

2.子育て支援の強化
子育て世帯の負担軽減のため、新たに小中学校給食費の無償化を行います。また、放課後児童クラブについては、運営を一元化し、保護者の負担軽減、利用の公平を図ります。増加している不登校の子どもについて、新たにフリースクールの利用支援やつながりの確保のための取組を進めます。
子ども・子育てについて福祉、保健に加えて教育も総合的に相談・支援を行える体制を整備します。

3.移動支援の取組
高齢者等が運転免許を返納しても安心して生活できるよう、まずは、いくつかの地域において実情を把握し、専門家も交えて、公共交通、福祉、民間の垣根を越えて柔軟に連携していく移動支援の仕組みづくりに取り組みます。

4.日田の魅力発信の取組
森と川、歴史文化、おいしい農産物、モノづくりの技術、そして福岡空港から1時間の地の利にめぐまれた「ひた」の多面的魅力を全国に、世界に発信し「ひた」への人の流れの創出、産品の消費拡大につなげます。まずは「ひた」の魅力を体感してもらうため、観光資源を磨き上げ、それらをつなげることにより観光誘客を促進します。

5.旧郡部の振興
人口減少や高齢化が特に著しく進む旧郡部において、住民が安心して住み続けられる地域をつくるため、行政と自治会等の役割分担や地域の具体的な振興策について、地域住民と意見交換を重ねながら取り組みます。

これらの施策を推進していくにあたっては、市民や現場に視点を置き、時代の流れの先を見通しながら、分野を超えて総合的に対応していけるよう、組織の再編や業務の統合を進めます。
また、厳しい財政状況のなか、中長期的な見通しをもって事業を精査し、仕事の効率化を図ります。

問合せ：企画課企画調整係
【電話】22-8223(市役所6階)