(SDGs 3:すべての人に健康と福祉を)
■杵築市民は、運動習慣や体を動かしている人が少ない!?
今年の健診はもう済んだ?
40歳以上の人が受けている特定健診には、生活習慣病予防につながる運動習慣や身体活動に関する質問がいくつかあるよね。みんなはいつもどう答えてる?
令和2年度の杵築市国保・全国健康保険協会大分支部(協会けんぽ)に加入している市民の方は、特定健診の問診では、次のように回答していたよ。
(1)「1日30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している人」
男性は35.3%、女性は28.2%で、運動習慣があったのは、3人に1人だったよ。
県内では男性は県平均より少し多くて県内4番目、女性は県平均より少し少なくて9番目だったよ。
(2)「日常生活で歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している人」
男性は46.5%、女性は49.1%で、およそ2人に1人が該当していたよ。
県内では、男性も女性も県平均より少し低くて、男性は県内12番目、女性は14番目だったよ。
■座る時間を減らして今より10分多く体を動かそう
運動する時間のない人は、どうしたらいいのかな?
まずは身体活動量を増やすために、今より座る時間を減らしたり、体操をするところから始めるといいみたいだよ。
歩く時間がもう少しとれる人は、今より速く歩いたり、歩数を増やすといいんだって。
例えば、体重60kgの人なら、今より10分(=1,000歩)多く歩くだけで、1年間で体重が1.5kg減るそうだよ。
○身体活動量が多いほど、かかるリスクや死亡リスクが低くなる病気
・虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)
・高血圧
・糖尿病
・肥満
・骨粗しょう症
・結腸がん
・認知症
日常生活の中で、楽しんで体を動かすのが運動継続のポイントだよ。
問合せ:健康長寿あんしん課
【電話】0978-64-2540
<この記事についてアンケートにご協力ください。>