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令和5年度 当初予算 1

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大分県杵築市

■令和5年度予算編成のキーワードは「子育て」「未来」
市第4次杵築市行財政改革大綱を踏まえた行財政運営を行いつつ、子育て世帯支援施策を重点的に取り組みます

◆歳入
○市税
中核企業の閉鎖の影響等による市民税の減額、償却資産の経年減価による固定資産税の減額などを見込み、対前年度比1・0%減の29億9781万円を計上しました。

○地方交付税
普通交付税では地方財政対策を考慮し2000万円の増額、特別交付税では病院に関する項目の増を見込み8000万円の増額とし、総額では対前年度比1・5%増の67億2000万円を計上しました。

○国・県支出金
市駅錦江橋線道路改良事業の完了に伴う国庫補助金の減額、特定教育保育施設等給付費国庫負担金及び県負担金の減額、保育士等処遇改善臨時特例交付金の減額等により、対前年度比2・0%減の40億9292万円を計上しました。

○繰入金
ふるさと杵築応援基金繰入金及び地域活力創出基金繰入金の増額に伴い、対前年度比36・2%増の9億5252万円を計上しました。また、前年度に引き続き財政調整基金の繰入れは行っていません。

○市債
臨時財政対策債では地方財政対策を加味し1億円の減額とし、その他については市駅錦江橋線道路改良事業が完了したことに伴う減額などにより、対前年度比12・9%減の6億9700万円を計上しました。

◆歳出
○民生費
介護、障がい、子育て、困窮の相談支援、地域づくり事業等を一体的に実施する重層的支援体制整備事業として1億3211万円を計上しました。

○衛生費
前年度に引き続き新型コロナウイルスワクチン接種に係る事業やワクチン接種の体制づくりに関する事業を実施します。

○農林水産業費
市が推進する園芸品目である高糖度かんしょの産地化を図る事業を新たに計上しました。また、新規就農者に対する支援事業、水産業の基盤である漁港施設の長寿命化を図る事業、アサリ資源の回復を図るための事業等を引き続き実施します。

○教育費
複式学級や特別支援教育を充実させるために必要な支援教諭・支援員を引き続き配置します。また、歴史的建造物や文化財の保存に係る官学連携事業や国指定史跡「杵築城跡」の保存、活用等を図る事業を実施します。

◆重点施策
令和5年度一般会計当初予算では「子育て世帯支援」を重点施策としています。
一つ目の「出産・子育て応援事業」では、妊娠届出時から妊婦や子育て世帯に寄り添い、身近で相談に応じるとともに、妊娠届出時と産後にそれぞれ5万円の支給を行うことで経済的支援も実施します。
二つ目の「子ども・子育て支援給付事業」では、国・県の無償化の対象とならない0歳から2歳までの第1子の保育料の無償化を行うことで、0歳から5歳までの全ての子どもの幼児教育・保育の完全無償化を実現し、就学前の子どもの健やかな成長のための環境を確保します。
三つ目の「すくすく子育て応援事業」では、準備費用が多額となる小学校・中学校の入学時にそれぞれ5万円分の商品券を配付し、子育て世帯の経済的支援を行います。
四つ目の「健やか子育て支援事業」では、高校生まで医療費無償化を行うことで、経済的負担を軽減するとともに、疾病の早期発見・早期治療を図ります。
これら四つの事業の実施により、妊娠期から高校卒業まで切れ目のない支援体制の構築に取り組みます。

■一般会計総額 175億円

市民1人当たりの予算額‥‥646,854円
・民生費‥‥‥215,396円
・公債費‥‥‥64,965円
・衛生費‥‥‥61,838円
・教育費‥‥‥50,054円
・農林水産業費‥48,328円
・土木費‥‥‥46,995円
・消防費‥‥‥30,546円
・総務費ほか‥‥128,733円
※1人当たりの数値は令和5年3月31日現在の人口27,054人で割ったものです

■特別会計 総額約89億円
・ケーブルテレビ事業 4億6,722万円
・国民健康保険 39億3,664万円
・後期高齢者医療 4億9,143万円
・介護保険 38億5,072万円
・農業集落排水事業 1億3,780万円

■公営企業会計 総額約60億円

※数値は端数を処理しているため、合計などに差が出る場合があります。

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