杵築市長 永松 悟
■「C部」優勝
先月、県北を中心に「第77回県民スポーツ大会」が開催されました。剣道、ゲートボールの優勝をはじめ、自転車2位、空手道3位など、25競技に出場した選手の皆さんの活躍で、総合9位・C部優勝・躍進2位という嬉しい結果となりました。今、市長室には「C部優勝旗」が飾られています。
特に、剣道は予選リーグ2勝1敗の2位で、8チームによる決勝トーナメントに進みました。佐伯市、大分市に勝ち、決勝戦は予選リーグ初戦で惜敗した臼杵市との再戦。間近で観戦しましたが、一瞬も気を抜けない大接戦。劇的な大逆転で優勝! 喜び爆発! 地元の文化体育館での開催に華を添えてくれました。
また、議員陸上の400mリレーでは、杵築市議会チーム(多田→酒井→工藤→加来の各氏)が大分市などの強豪を抑え、見事、初優勝を飾りました。
■パラリンピック
県民スポーツ大会は、玖珠町と九重町が「玖珠郡」として、姫島村は国東市と連合チームでの出場となり、合計16チームで競います。
前年の成績の上位から順にA部、B部に5チームづつ、C部は6チームです。杵築市は、総合9位となったことから、来年はB部に昇格です。
残念なのは、成績は競技人口に比例するため、常に優勝は大分市で、平成の大合併前の郡市対抗の盛り上がりはありません。
パリパラリンピックは、世界中の人たちに大きな感動を与えましたが、一歩進めて、障がいのある人とない人が一緒に参加できる種目をこの大会に取り入れたらどうでしょうか?
日本パラリンピックの父と呼ばれる中村裕(ゆたか)博士が出た大分県です。太陽の家をはじめ、人材とノウハウと熱量は確実にあると思います。
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