文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長室から Vol.114

4/42

大分県杵築市

杵築市長 永松 悟

■7割が無関心!?
生涯を通じて「健康」で「幸せ」に暮らしたい。これは、すべての人の願いです。この願いを基本にした「健幸都市」づくりを進める市町村が増えています。杵築市でも既に、様々な事業を展開しています。
国では、今年度から国民の健康づくり運動である「健康日本21」(第三次・12年間計画)がスタートしました。計画のキーワードの一つは「誰一人取り残さない健康づくり」です。
この背景には、健康に関心の薄い人が成人の7割(筑波大調査)もおり、発信する健康情報が届かない悩みが行政にあります。当然、正しい知識が広まらなければ、健康づくりの意識が変わらず、行動の変容までには至りません。
自分の体について考え、偏りのない適切な情報を見極めて使いこなす力である“健康(ヘルス)リテラシー”が一人ひとりに求められています。

■健幸アンバサダー
しかし「言うは易く行うは難し」です。まずは、健康に関心が薄い人を含めた幅広い世代に、いかに心に届くように情報を伝えるかがポイントです。
そこで、市内の有志の皆さんに、全国で46の自治体が取り組む「健幸アンバサダー」(健康の伝道師)になっていただき、健康に関する正しい知識や運動の仕方を草の根で広げることにしました。大分県では杵築市が初めて取り組みます。
先月、その養成講座を開催したところ、予定を上回る84名の方(私も含む)が受講し、資格認定を受けました。これからの活躍に大いに期待しています。
国が目標とする「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を実現し、百年の人生を生涯現役で幸せに過ごせる杵築市になるよう、健幸アンバサダーの皆さんと一緒に頑張ります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU