多様性を前提にしたインクルーシブな社会の実現に向けた障がい教育・人権教育を進める「障害平等研修」があり、日本だけでなく世界でもその取組が注目されています。
研修を運営しているNPO法人「障害平等研修フォーラム」で41か国に500人以上いる研修の進行役(ファシリテーター)が県内に4人。その中に杵築市在住の阿南美香さんが昨年ファシリテーターの資格を取得されました。
日本では令和6年4月から障害者差別解消法が改正され、これまで努力義務であった民間事業者の合理的配慮の提供が義務化されます。
この機会に、障害平等研修を受講してみませんか。少人数でも受講できますので、興味のある方は気軽にお問い合わせください。
■阿南美香さんプロフィール
杵築市山香町在住。39歳の時、訪問介護移動中の信号待ちで追突事故に逢い、うつ病発症。その後、強度PTSD、パニック障害、解離性障害を発症。
昨年2月に参加した障害平等研修をきっかけに養成講座を受講し、資格を取得。
現在、精神保健福祉手帳2級。訪問介護ステーションでサービス提供責任者として勤務。
■研修の概要
障がいとは何? 障がいはどこにある? 講義ではなく、参加者全員がワイワイガヤガヤ話し合うワークショップです。時間は3時間。前半・後半に分けて行います。3,4人の少人数からでも大丈夫です。
問合せ:福祉事務所 障がい福祉係
【電話】0977-75-2405
<この記事についてアンケートにご協力ください。>