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市長室から Vol.108

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大分県杵築市

杵築市長 永松 悟

■観光客で賑わう
先月4日の「山香エビネマラソン」は好天にも恵まれ、全国22都府県から参加された1150名もの皆さんが、新緑の山香を駆け抜けました。
この遠来のランナーや市内外の家族連れの皆さんのためにと、「エビネ祭り」も同時に開催されました。山香米や山香牛などの「食」と、楽しい工夫がいっぱいの「こどもフェスタ」などで、初夏の山香を丸ごと満喫していただけたと思います。
5日は城下町一帯で、日中は「きつきお城まつり」が開催され、甲冑(かっちゅう)姿の武将が練り歩く「武者行列」や「合戦」「火縄砲術隊」の演武。
そして夜は、「東三河煙火保存会」による勇壮で華麗な手筒花火の実演があり、杵築小の校庭に詰めかけた満員の観客の皆さんも大きな歓声をあげ、大満足の様子でした。

■杵築藩と三河国(みかわのくに)
今回の九州初のお披露目となった手筒花火は、杵築市青年会議所(JC)40周年記念事業の一環として、豊橋市・豊川市JCのご協力のもと実現したものです。
江戸時代、10代に亘り杵築藩主だった能見松平家は三河国が出身地であり、また東三河の豊橋市・豊川市は戦国時代を起源とする手筒花火が今に伝わる地域という御縁で、今回の企画となりました。
会場は杵築藩の藩校であった杵築小学校を選び、実演にも杵築JCの浅井理事長と本市出身で豊橋手筒花火のメンバーだった是久友希さんのお二人も参加されました。観客は千人が目標でしたが、3500人と大盛況でした。
杵築市が持つ「自然」「歴史」「食」そして「若者」の底力に感動した2日間の連休でした。

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