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2025新春 市長・議長 新年のあいさつ

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大分県杵築市

■杵築市長 永松 悟
明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
現在、全国的に急速に進む少子高齢化が深刻な問題となっていますが、本市においても、労働力不足や医療費・介護費の増大、将来を担うこどもの減少など様々な課題に直面しています。
こうした社会情勢や市民ニーズを的確に捉えながら、将来を見据え、本市の特性を踏まえた政策を進めていくため、4月から第3次杵築市総合計画がスタートいたします。本市が目指す10年後の将来像である「みんなで創り好きになる 健幸都市きつき」を市民の皆様と協働して取り組みます。
健康で幸せに暮らせるまちづくりの一環として、昨年9月には、妊娠中や産後の女性の健康支援と子育ての孤立防止を目的に、「運動」「相談支援」「交流」が一体となった教室「マムアップパークby健幸スマイルスタジオ」を開講しました。
また、百年の人生を生涯現役で幸せに過ごすために、昨年11月に市内の有志の方々を対象に、県内では初となる「健幸アンバサダー」(健康の伝道師)の養成講座を開催し、私も受講しました。成人の7割が健康に関心が薄く行政の健康情報が届きにくい(筑波大調査)ことから、健幸「インフルエンサー」が求められています。
今年から、それぞれの地域で健康づくりの「草の根活動」を始める80名のアンバサダーに、大いに期待しているところです。
さて、今年は、新杵築市制施行20周年の節目を迎えます。これからの本市をアピールする「シンボル事業」、市主催の新規事業として行う「特別事業」、既存の事業を拡充して行う「冠事業」、市民の皆様からの「提案事業」などを計画しております。多くの市民や市外の方々に参加・交流していただくことで、本市の魅力を広く発信してまいります。
市民の皆様と行政が協働し、「健幸で活力のある安心の杵築市」の実現を目指し取組を進めてまいりますので、引き続き、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、希望に満ちた素晴らしい年となりますよう祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

■杵築市議会議長 堀 典義
新年明けましておめでとうございます。皆様方には、輝かしい希望に満ちた新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、能登半島地震や台風10号など、自然災害の多かった年でありました。また、近い将来に発生すると言われます「南海トラフ巨大地震」や、気候変動による豪雨災害の発生など、市民生活への不安が年々大きくなっています。
さらに全国的な人口減少や少子高齢化の中、地域の人たちが手を取り合って助け合う「自助・互助・共助」の地域づくりと、「公助」が一体なった体制づくりが必要です。
市議会としましても安心安全の地域づくりを目指して、住民自治協議会の推進のための特別委員会を設置し、皆様方と手を取り合い、住んで良かったと思える地域づくりに努めてまいります。
また、令和2年度から実施しています杵築市財政健全化の取組は最終年を迎え、第4次行財政改革大綱の基本理念のもと策定された「未来戦略推進プラン」は、着実に実行されています。引き続き、私たち議会も持続可能な財政構造の確立に向け取り組んでまいります。
本年は、新杵築市誕生から20周年を迎え、第3次杵築市総合計画が、「みんなで創り好きになる健幸都市きつき」を将来像に、「みんなで創る」まちづくりを目指してスタートします。議会としましても積極的に関わってまいります。
議会改革では、一昨年の市議会議員選挙における無投票結果を重く受け止め、議員定数や報酬などについて、昨年実施の「市民アンケート」を参考に結論を出すよう努力してまいります。また、情報公開としては現在、本会議や一般質問をケーブルテレビなどで放送していますが、さらに常任委員会なども加えるよう検討し、皆様方の市政への関心に応えてまいります。
結びに、新年を迎え市議会として、市民の皆様や各種団体との意見交換会をはじめ、常に『市民の声が届く議会』を目指し、安心安全な市民生活の実現に向けて全力を尽くしてまいる所存でございます。
どうか、本年も市議会に対しさらなるご理解、ご協力を賜りますとともに、皆様方やご家族のご健勝を心よりお祈りし、新年のご挨拶といたします。

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