杵築市では、大阪・関西万博を契機に市民と万博参加国・地域の関係者とが継続的に国際交流を実施していくため、万博国際交流プログラムに登録し、ジンバブエ共和国とブルンジ共和国との交流を進めています。
その交流の一環として、2月9日(日)~11日(火)にかけて、ステュアート・ニャコチョ駐日ジンバブエ共和国大使ら3名が杵築市を来訪されました。
■1日目
初日は、杵築市役所山香庁舎で、JICAの活動を通し、アフリカなど各国にネリカ米の普及に努められた坪井達史氏の研修をAPUや鹿児島大学に在学しているジンバブエの留学生とともに受けられました。その後、坪井氏宅を訪問し懇談を行いました。
■2日目
2日目は杵築小学校を訪問し、6年生との交流で書道や折り紙等の日本文化の体験を行いました。また、4~6年生にはジンバブエ共和国についての講演を行いました。講演後は子どもたちと交流を深めるため、6年生と一緒に給食を食べました。午後からは農業関係の視察として、杵築柑橘選果場と柑橘農家(太城農園)を訪問され、栽培方法や流通の仕組みを視察しました。
■3日目
3日目は2日目に引き続き、いちご農家(河野氏)を訪れ、栽培方法等を視察しました。午後からは着物を着て、抹茶体験や市内城下町散策を行い、杵築市のまち並みを見ていただきました。
今回の来訪では、大使から「人と人とのつながりが大事である。今後も継続した取組を進めていきたい」との感想をいただきました。
これまで、市内小中学校を対象としたADNJ(在日アフリカ人ネットワーク)との交流やウスビ・サコ2025年日本国際博覧会協会(大阪・関西万博)副会長、元JICA職員の坪井氏による講演など国際交流の取組を進めてきました。4月からは大阪・関西万博が開催されるなど全国的にも本格的な国際交流の進展の年でもあります。杵築市においても今後も継続して国際交流の取組を進め、グローバル人材の育成や多文化共生の推進を図ります。
問合せ:企画財政課 企画政策係
【電話】0978-62-1804
<この記事についてアンケートにご協力ください。>