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市政ニュース(1)

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大分県由布市

■令和4年度 市の決算状況をお知らせします
・一般会計歳入総額
235億2,767万円
※前年度歳入総額 230億9,728万円

・一般会計歳出総額
226億8,295万円
※前年度歳出総額 226億5,942万円

差引額:8億4,472万円
うち翌年に繰越されるべき財源:3億9,286万円

実質収支額:4億5,186万円

●会計別決算状況

◆一般会計の決算状況
9月の定例市議会において、由布市の令和4年度決算が認定されました。前年度に比べ、歳入、歳出ともに増加しており、実質収支は4億5186万円となりました。
歳入の円グラフを見てみると、市の自主的な収入(税金や分担金など)より依存的な収入(国・県支出金や地方交付税など)の占める割合が大きいことがわかります。
特徴的な項目としては、固定資産税・入湯税・個人住民税の増額などによる市税の5.6%増、地方交付税の1.4%増、新型コロナワクチン接種事業などにかかる費用や臨時・特別給付金などが減った結果、国庫支出金が15.7%減少したことが挙げられます。

歳出の円グラフは、目的別に支出したお金をまとめており、民生費や総務費、衛生費の占める割合が大きいことがわかります。
民生費では、保育所活動推進事業、児童健全育成事業が増加したものの、新型コロナウイルス対策に係る子育て世帯・住民税非課税世帯などへの給付金事業が減額となったことにより、前年度比で3億409万円の減となっています。
総務費には地域のコミュニティ事業、ふるさと納税の推進などに係る経費が含まれており、前年度比で2億1,517万円の増となっています。
衛生費とは健康増進、疾病予防、環境保全などについての経費で、新型コロナワクチン接種事業や、し尿処理施設整備事業が含まれており、前年度比で5億131万円の減となっています。
※目的別の主な経費は次ぺージに掲載しています。

「決算は、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に、市に入ったお金と市が使ったお金をまとめたものなんだ。」

~用語解説~
・実質収支…歳入と歳出の差引額から翌年度へ繰越すべき財源を除いた額
・実質赤字比率…標準的な収入に対する一般会計の赤字額の比率
・連結実質赤字比率…標準的な収入に対する全会計の赤字額の比率
・実質公債費比率…標準的な収入に対する実質的な公債費の比率
・将来負担比率…標準的な収入に対する将来負担すべき負債などの比率
・資金不足比率…一般会計以外の会計で資金不足が生じた場合に表示される比率

《ゆーふーMEMO》健全化判断比率とは
健全化判断比率は、自治体の財政破たんを未然に防ぐ目的で算定する財政指標だよ。指標のうち一つでも「早期健全化基準」以上になると自主的な財政健全化に努めないといけないんだ。さらに、「財政再生基準」以上になると健全化に向け、国の管理下に置かれることになるんだよ。
ちなみに由布市の数値は、全ての指標で財政悪化の基準を下回っているんだ。

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