■令和5年 秋の叙勲
▽旭日単光章 地方自治功労
安部 清美さん(挾間町来鉢)
昭和56年から10期20年、来鉢東部1区の自治委員を務めました。3町合併時には意見が食い違うことが多くありましたが、それらのとりまとめなどにより住民間の円滑なやり取りを行いました。また、農村集落排水の改善などに努め、集落排水の適正処理の基盤つくりに大きく貢献しました。責任感が強く、人のために動く安部さんは保護司や民生委員などの活動も積極的に行いました。92歳になった今でも、老人会でのごみ拾いなどに参加しています。受章にあたり「地域のみなさんの支えのおかげで受章することができました。今後も社会のためになれるよう努めたいと思います」と話しました。
▽瑞宝単光章 看護業務功労
小野 富子さん(湯布院町川西)
昭和57年から大分大学医学部附属病院に38年間勤務し、平成11年から退職までは看護師長を担いました。助産師として安全な分娩・楽しい育児を実施・普及させるために献身しました。妊娠分娩をポジティブなものにするために大分県で初めてソフロロジー式分娩を導入しました。また、妊娠分娩のみでなく、女性の一生を支える助産師の育成に尽力しました。受章にあたり「組織や同僚などのおかげで受章することができました。また、病院外でも大分県看護協会の教育委員会や由布市の事業など、皆さまのもと色々なチャレンジや改革をできたと感謝の気持ちでいっぱいです。」と話しました。
■第40回 危険業務従事者叙勲
▽瑞宝双光章 防衛功労
竹尾 五司さん(庄内町櫟木)
竹尾さんは昭和56年に、陸上自衛隊に入隊し、36年間にわたり勤めました。主に、幹部として湯布院駐屯地で20年以上働きました。幹部とは、隊のリーダーのような役割を担っており、現場で動く隊員の指揮や、訓練の立案などする仕事です。また九州北部豪雨や熊本地震の際には、現場の要望に応え、隊員が滞りなく作業できる環境を整え、円滑に進むよう調整に努めしました。受章にあたり「先輩、同僚、後輩、家族の支えのおかげで受章することができました。大変なこともたくさんありましたが、自衛官として国防の任務の一端に貢献できたことをうれしく思います。」と話しました。
▽瑞宝単光章 防衛功労
峯 宣明さん
※ご本人の了承を得て、氏名のみご紹介します。
■[表彰]令和5年度由布市「文化の日」功労者表彰
11月3日、本庁舎で令和5年度由布市「文化の日功労者表彰式」が行われました。自治功労など5区分で7人、3団体に対し、長年の功績をたたえ、相馬市長から表彰状が贈られました。
○令和5年度由布市「文化の日」功労者表彰
※詳細は本紙16ページをご覧ください
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