令和5年度一般会計予算(1)

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【令和5年度由布市の予算をお知らせします】

令和5年第1回市議会定例会で議決された一般会計予算額は、206億5,412万円であり、前年度に比べ、2億169万円の減(△1.0%)となりました。
令和5年度予算は、第2次由布市総合計画重点戦略プランや第2期由布市総合戦略に掲げる施策の着実な推進、また災害からの早期復旧・復興を進めるとともに、由布市がめざすまちづくりの目標「地域自治を大切にした住み良さ日本一のまち」の実現およびウィズコロナ社会への対応に向けた取り組みを基調とした年間総合予算として編成を行いました。

予算総額：314億7,944万円

■収入について
「一般会計の市民1人当たりの予算は約62万円(※)になるよ。」
※一般会計予算について令和5年2月末人口33,555人で算出

一般会計予算の歳入は、地方交付税が2億4,565万円の増(4.1%)、県支出金が5億7,077万円の増(20.5%)となっているほか、市債が8億5,973万円の減(△38.8%)、となっています。
地方財政計画による地方交付税の増額や対象事業費の減による市債の減額などを見込んでいます。

「自主財源(市の自主的な収入)より、依存財源(国や県からもらったお金など)の割合が大きいなぁ。」

○歳入用語解説

■支出について
〔目的別〕

一般会計予算の歳出〔目的別〕は、昨年度に比べて、し尿処理施設整備事業の終了に伴い衛生費が8億6,282万円(△34.9%)減額、防災行政情報告知システム整備事業の終了に伴い消防費が1億7,983万円(△18.6%)減額しています。
これに対して、挾間小学校増築事業や旧湯平地区公民館解体事業により教育費が1億2,315万円(8.7%)増額、令和2年7月豪雨災害・令和4年台風第14号災害により災害復旧費が6億2,523万円(63.6%)増額しています。

「目的別の予算では、教育費と災害復旧費の伸び率が突出しているんだね。」

○歳出用語解説

〔性質別〕

一般会計予算の歳出〔性質別〕を見てみると、昨年度に比べて、し尿処理施設整備事業や防災行政情報告知システム整備事業の終了に伴い普通建設事業費が10億1,275万円(△33.3%)減額となっています。
これに対して、災害復旧事業費では6億2,676万円(63.8%)、積立金では8,442万円(62.2%)の増額となっており、令和2年7月豪雨災害・令和4年台風第14号災害からの復旧やみらいふるさと寄附金推進事業の拡充が主な要因となっています。

「性質別を見てみると、人件費や扶助費、普通建設事業費にかかる割合が大きいことがわかるなぁ。」

○歳出用語解説

問合せ：財政課　財政係
【電話】097-582-1176