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健康ナビ(1)

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大分県由布市

■ゆーふーのヘルスアップトーク
~連載第3回目 メタボと脳血管疾患~
連載第2回目に、由布市はメタボリックシンドローム(以下メタボという)の該当者が多いという話をしましたが、実は脳血管疾患の有病率も高くなっています。
メタボと脳血管疾患、一見無関係に思われますが、メタボは脳血管疾患を発症する危険因子のひとつです。
今回は、メタボと脳血管疾患について詳しく話します。

《ゆーふーの豆知識》
由布市は令和元年度から令和4年度まで、脳血管疾患の有病率が県内でずっと1位なんだって…
(平成30年度~令和4年度「KDB」でみる大分県より)

●危険因子の重なりが脳血管疾患発症のリスクを高めます!
メタボは胃腸の周りに脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」に加えて、高血圧、脂質異常、高血糖などの危険因子が重複している状態をいいます(連載第2回目参照)。
これらは自覚症状がなく放置されがちですが、このような状態が続くと動脈硬化が進行して、ある日突然、脳梗塞や脳内出血、くも膜下出血などを引き起こすこともあります。

▽労働省作業関連疾患総合対策研究班の調査(2001)より

●脳血管疾患の予防はメタボの改善から!
メタボは内臓脂肪型肥満を水面下の大きな氷として、水面上に高血糖、高血圧、脂質異常のそれぞれの山が出ているようなものです。内臓脂肪を減らすことで血圧や血糖、脂質の改善がみこまれます。
※詳細は本紙13ページをご覧ください

●健診受診も大切です!
生活習慣の改善のためにも、自分の身体の状態を知ることは大切です。毎年健診を受けて、リスク因子がないかチェックしましょう。健診で異常が見つかった場合は、必ず病院を受診しましょう!
※健診の日程などについては本紙14ページをご確認ください。

〔健診でチェックしてほしい項目〕
・BMI・血圧
・血糖値/HbA1c・中性脂肪
・LDL(悪玉)コレステロール
・HDL(善玉)コレステロール
※血液検査でわかります。

問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120

■こころの健康だより~こんな症状はないですか?~
一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの症状はないですか?
このような症状が2週間以上続き、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。うつ状態では、物事の捉え方が否定的になります。そのため、自分がダメな人間だと感じてしまうこともあります。そして、普段なら乗り越えられる問題も、実際よりつらく感じてしまうという悪循環が起きてしまい、イライラしたり、焦ったりする気持ちも出てきます。このような傾向がある場合は、自己判断せずに、精神科や心療内科などに相談しましょう。早めに専門家に相談し、しっかりと休養をとることが大切です。

●相談電話
こころの電話
(平日の午前9時~正午、午後1時~午後4時)
【電話】097-542-0878
厚生労働省のホームページでも、電話やSNSの相談先を紹介していますので、そちらもご確認ください。

問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120

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