「由布の魅力を発信できる地域のリーダーとして、地域に貢献する自立した〝由布の人〞づくり」
今月号は、阿南小学校で行われた「命の授業」について紹介します。
6月15日、阿南小学校で「おおいた動物愛護センター」の方たちを招いての「命の授業」が行われました。ゲストとして、動物愛護センターの方や由布高校3年生の西来路泉稀(さいらいじみずき)さんが参加しました。西来路さんは、過去の自分の経験から「犬の気持ちを考えれば、飼い主や触れ合う人たちもストレスなく楽しく過ごせるのではないか」と考え「犬の気持ちがわかるクイズカード」を作成しました。この日の授業では、西来路さんが作成したクイズカードが使われ、子どもたちも楽しくクイズに答えていました。
参加した児童からは次のような感想があがりました。
◆1年生
・犬の命を大切にしようと思った。
・カルタを見て犬にあげたらいけない物があることを知った。
・カルタが楽しかった。
◆2年生
・犬を触ることができててうれしかったし、犬の気持ちが分かって楽しかったです。これから犬を大切にしたいです。
・犬の気持ちが知ることができてうれしかったのと「はるちゃん」と「ラッキーくん」(※保護犬のこと)を触ることができてうれしかったです。今度犬を飼うので、教えてもらった育て方で犬をお世話したいです。
過去の自分の経験から、社会全体に自分の考えを伝え、社会に貢献しようとする姿は、まさに「由布市人材育成教育」の大きなねらいの1つでもあります。これからも、多くの子どもたちが、自分たちで考えたことを社会に発信できるよう取り組んでいきます。
阿南小学校の由布学の取り組みの様子を動画にまとめました。次のQRコードから視聴できますのでぜひご覧ください。
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【電話】097-582-1179
※QRコードは本紙21ページをご覧ください
※西来路さんの「来」は異体字です。
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