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【農業サポーター】教えて!甲斐指導員

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大分県由布市

■今月の農作業のポイント
梅雨の十分な水分で伸びた余分な枝を剪定しましょう。古い枝に花は付きません。新芽を伸ばし着花数を増やしましょう。しっかりと追肥を行い、場合によっては古い根を切ることもしましょう。梅雨明け後は気温上昇による高温障害が出やすくなります。しっかりと水やりをして地温を下げましょう。

◇ナス
7月下旬から8月上旬にかけて、勢いが弱った枝を剪定しましょう。地表面から30cmくらいまで切り詰めます。同時に株元から30cm離れた一部の根を切ることで新しい根が伸びます。根が伸びると新芽の成長も良く8月末くらいから秋ナスが収穫できます。

◇トマト
家庭菜園での露地栽培の大玉果は収穫できても5段目くらいまでです。なので5〜6段目の花が咲いたら葉を2枚残し芯止めしましょう。これ以上は伸ばしても収穫は難しいので、現在ある実に養分を集中させます。伸びすぎた枝や脇芽は実が日に当たる程度まで剪定しましょう。付け根からでなくとも、葉の途中から切っても構いません。

◇キュウリ
収穫量を上げるには孫ツルを伸ばすのが大事です。親ヅルは手の届く高さで、子ツルは2節で摘心してください。下葉は除去し、株元は風通しを良くしましょう。湿気は病害の原因です。次の苗を株元に植えれば、続けて切れ間なく収穫が楽しめます。株元に種まきすれば9月から収穫できます。

◇ピーマン
日当たりを好むので、茎葉全体に日が当たるように、密集する内側の枝は整枝しましょう。梅雨明けの後の高温で尻腐れ病が発生しやすくなります。これはカルシウム不足からくるものなので、カルシウム剤を葉面散布するなどで対応しましょう。

◇サトイモ
追肥と土寄せを行いましょう。これからの時期は水管理が重要になってきます。畝間にたっぷりと水を流しましょう。

◇カボチャ
梅雨時期の排水が悪いと病気が多くなり、梅雨明け後には茎葉の老化が加速します。以降は無駄にツルを伸ばさず芯止めして残りの実を優先しましょう。

問合せ:農政課
【電話】097-582-1293

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