■こころの健康だより~うつ病のサイン~
うつ病のサイン、こころの不調のサインは、自分ではなかなか気づきにくいものです。中には、気づいても、「職場や家族に心配をかけたくない」という思いから、自分自身で抱え込み、誰にも相談できずにいるケースもあります。そこで、身近にいるご家族の方の「気づき」がたいへん重要な対応の鍵となってきます。うつ病の治療では、身体の病気と同様に「早期発見」、「早期対応」がとても大切です。
《うつ病のサイン》
○体の面
・睡眠の変化
朝早く目が覚めてしまう、夜中に何度も目が覚めて眠れない、寝つきが悪いなど。
・食欲・体重の変化
食欲がない、食べてもおいしくない。食欲が急に増えた。体重が減った、または増えた。
・疲労がとれない
朝からぐったりと疲れきっている。疲労感がぬけない。
・その他の変化
頭が重い、肩・首が重い。下痢や便秘が続く。
○こころの面
・憂うつ感
気分が落ち込んでいる。何事にも悲観的になる。憂うつだ。
・おっくう感
何事にも興味がもてない、何をするにもおっくうだ。
・焦り、不安感
イライラして落ち着きがない。不安だ。
○行動の面
・遅刻・欠席
会社に遅刻することが増えた、欠勤することが増えた。
・出社拒否
会社に行きたがらない。
・会話
口数が減る、「自分はだめな人間だ」など否定的な発言が増える。
・日常生活
新聞やテレビを見なくなった。人との接触を避けるようになった。
・趣味活動など
楽しみにしていた趣味などに興味を示さなくなった。
これらの「サイン」が10日から2週間以上続く場合は、要注意です。いちばん身近な存在であるご家族の方が、声をかけてみてください。「大丈夫」、「みんな同じだよ」、「そのうち良くなるよ」などという答えが返ってきても、症状やサインが続いている場合は要注意です。
ご本人が一人で抱えこんでしまうことのないよう、「心配だから、一緒に考えよう」という姿勢で話しかけてみてください。気になる場合には、専門機関を一緒に受診するなど、専門家に相談をしてみるとよいでしょう。
問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120
◆こころの健康相談日
日程:
・5月21日(火)
・6月18日(火)
午後2時~午後4時
場所:大分県中部保健所
由布保健部
※前日までに電話予約が必要です。
【電話】097-582-0660
■高齢者の体力測定会 参加者募集
~フレイル予防と転倒・骨折予防のために~
無料!骨密度測定付き
●測定内容
・骨密度測定(超音波にて、かかとで測定)
・握力測定
・5m歩行(5m歩く時間を測定)
・片足立ち(片足できる時間を測定)
・TUG(3m先まで歩いて戻ってくる時間)
・CS-30(30秒間で立ち上がりできる回数)
出来るところだけの測定でも大丈夫です。
対象者:65歳以上の由布市民
定員:各日程 先着30人
費用:無料
申込期間:希望する体力測定会の1週間前までにお申し込みください。
その他会場までの送迎がありますので、希望の方は申し込みの時にお伝えください。
※送迎希望者が多数の場合は、お断りする場合もあります。
希望地区が、挾間・庄内の方は室内シューズ、湯布院の方は運動靴をご準備ください。
問合せ:高齢者支援課
【電話】097-529-7349
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