■連載10回目 ゆーふーのヘルスアップトーク
~フレイルと第9期介護保険事業計画~
《知っていますか?2月1日は「フレイルの日」です!》
由布市では、皆さまが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることをめざし、令和5年度に「第9期介護保険事業計画」を策定しました。
今回は、介護保険事業計画の中から『フレイル』についてお伝えします。
○フレイルとは
加齢とともに体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなり、「健康」と「要介護」のはざまにいる状態のことです。
フレイルは、バランスの良い食事と口腔機能の維持、運動の継続、社会参加に取り組むことで予防でき、またフレイルな状態にある方も、健康な状態に戻ることができます!
上の図は、65歳以上の由布市民(要介護1~5の認定者を除く)を対象にしたニーズ調査(R4年度)の結果を、6つのリスクに分類し、リスク保有者の割合を表したグラフです。
由布市では、うつや閉じこもりが県より高くなっています。「社会とのつながりを失うことが、フレイルの最初の入り口」ともいわれるため、積極的に社会参加しましょう!
○お茶の間サロンに参加しよう!
由布市には、地域の方が集まり趣味やスポーツなどそれぞれの特色を生かした活動を行っている「お茶の間サロン」があります。現在、市内には「お茶の間サロン」が121ヵ所あるため、きっと自分に合ったサロンが見つかるはずです。
「由布市高齢者通いの場ガイドブック」をみて、フレイル予防のためにも一度サロンを覗いてみませんか?
気になる方は、高齢者支援課までご連絡ください!
○「私フレイルかも…」と思ったら
由布市では、理学療法士などの専門職が参加者に合わせた運動プログラムを組み、筋力アップなどを集中的に支援する「元気アップ教室」を行っています。
フレイルが気になる方は、ぜひご検討ください!
利用期間:原則3ヵ月
(週1回、1回2時間程度)
利用料金:月500円
利用場所:湯布院、庄内、挾間それぞれの地区にあり
※送迎あり(利用料金に含みます)
問合せ:高齢者支援課
【電話】097-529-7349
■オレンジカフェ(認知症カフェ)のご案内
オレンジカフェとは、認知症の人やその家族、地域住民、介護や福祉の専門家など、誰でも気軽に集える場です。由布市には市内に6ヵ所のオレンジカフェがあります。お茶を飲みながらのおしゃべりや情報交換、ゲーム、ミニ講話、相談などカフェの運営スタイルはさまざまです。ここでは認知症について知る、学ぶ、考えることができます。気軽な気持ちで一度訪れてみませんか?
問合せ:由布市地域包括支援センター 認知症地域支援推進員
【電話】097-582-0106
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