■高齢者虐待を防ごう ~「もしかして…」と思ったらまず相談を~
高齢者虐待とは、高齢者が身体的・精神的・経済的に権利を侵害されることをいいます。
《高齢者虐待の例》
○身体的虐待
・叩く、つねる、蹴る
・ベッドに縛る、閉じ込める
○介護放棄(ネグレクト)
・水分や食事を十分に与えない
・必要な医療・介護サービスを受けさせない
○精神的虐待
・怒鳴る、ののしる、無視、悪口を言う
・侮辱をこめて子ども扱いをする
○経済的虐待
・必要な金銭を渡さない、使わせない
・本人の年金や預貯金を勝手に使用する
○性的虐待
・排泄の失敗に対して懲罰的に下半身を裸にして放置する
・性的な行為を強要する
「高齢者虐待」は、虐待をしている人に自覚があるとは限りません。高齢者のためになると思ってしていることが虐待につながることもあります。また、高齢者本人も虐待を認識していない場合もあります。
地域で心配な方・気になる方がいる場合は、一人で悩まず高齢者支援課へ相談・連絡をお願いします。
『こんなサインに気づいたら要注意!』
・身体に不自然な傷やあざがある。
・高齢者の表情が暗く、元気がない。
・必要なケアがされておらず、放置されているように見える。など
問合せ:高齢者支援課
【電話】097-529-7349
■高齢者の外出・交流支援研修会の開催について
令和6年12月に厚生労働省が公表した大分県の令和4年の健康寿命(健康上問題のない状態で日常生活を送ることができる期間)は次のとおりと、男女ともに、前回調査時より短縮が見られました。
○男性
健康寿命72.37歳。前回調査(令和元年)から1.35年短縮
全国順位は25位(前回1位、前々回36位)
○女性
健康寿命75.94歳。前回調査(令和元年)から0.66年短縮
全国順位は10位(前回4位、前々回12位)
健康寿命が短縮した要因については、コロナ禍による外出や交流の減少によって、心や体の健康度が低下したことが予測されています。由布市でも、コロナ禍の時期から人との交流が減ったままになってしまっているという声も伺います。
そこで地域での高齢者の交流を活性化させることを目的に研修会を開催します。
内容:研修会「(仮)高齢者の外出・交流の効果と地域での支援方法」
講師:全国移動サービスネットワーク 河崎 民子 氏
日時:3月6日(木)午後1時30分~午後3時
場所:庄内公民館大ホール
対象者:
(1)地域で高齢者の集まりを運営している方
(お茶の間サロン、老人会、公民館活動など)
(2)地域で高齢者の生活支援を実施している方
(3)今後地域で高齢者を支える何らかの活動をしてみたいと思っている方など
申込について:QRコードまたはお電話で事前申込をお願いします。
※広報紙P.16にQRコードを掲載しています。
申込期限:2月28日(金)
問合せ:高齢者支援課
【電話】097-529-7349
<この記事についてアンケートにご協力ください。>