■アンコンシャスバイアスとは
「血液型A型の人は几帳面」、「最近の若い人は仕事に対する考え方が甘い」、「男性だから…、女性だから…」、「博多の人はとんこつラーメンが好き」
一例ですが、このような無意識の思い込みや偏見をアンコンシャスバイアスといいます。
過去の経験・情報・知識・価値観から引き起こされるものだと考えられます。
アンコンシャスバイアスは誰でも持っていて、「無意識の思い込み」に良い悪いはありません。
ただ「無意識」のため、知らず知らず自分と異なる価値観に対して否定的な態度をとってしまうといったケースが発生しがちです。それが周囲の人との関係性にマイナスの影響を与えてしまっている可能性があります。また「無意識」で行っているために自分ではなかなか気づくことができず、繰り返してしまい改善することもなかなかできません。
ではその対応策としては
(1)アンコンシャスバイアスを理解する(知る)
(2)自分自身のアンコンシャスバイアス(行動・言動)を意識できるようにする(気づき)
(3)自分と相手の間に存在するアンコンシャスバイアスを認識し把握する(対処)
さらに、多様性を認めマイノリティ(少数派)の考え方を尊重し、同調圧力に対しても流されないことも重要です。アンコンシャスバイアスを解消することは簡単なことではないと思いますが、できることから少しずつ取り組み継続することで、より良い人間関係作りを心がけてみてはいかがでしょうか。
問合せ:生涯学習課
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