文字サイズ
自治体の皆さまへ

土砂災害への備えを万全に

3/35

大分県竹田市

■6月は土砂災害防止月間です
昭和58年から毎年6月は「土砂災害防止月間」と定められています。これからの季節は梅雨や台風などの大雨により、1年のうちでも土砂災害が発生しやすい時期を迎えます。土砂災害は、一度発生すれば怖ろしい災害です。
土砂災害から命を守るためには、何よりも日頃の備えと早めの避難が重要です。『土砂災害防止月間』を機に、皆さんも身の周りに潜む危険に目を向けてみましょう。

■!土砂災害は突然発生します。
竹田市は土砂災害が発生しやすいところです。日頃からの注意が大切です。

■土砂災害には、土石流がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)地すべりの3種類があります。
大雨や台風、地震が起きたときには、地盤がゆるみ土石流やがけ崩れ、地すべりといった土砂災害を引き起こす可能性があります。土砂災害から身を守るためには、日頃から自分の家の周りに危険がないか確かめることが重要です。また土砂災害には前兆現象があります。現象を感じたら速やかに避難するようにしましょう。

□土石流(土石流危険区域)/予兆
・地鳴りがする。
・川や沢が濁ってくる。
・流木が流れてくる。 など

□がけ崩れ(急傾斜地崩壊危険箇所)/予兆
・がけに亀裂が入る。
・小石がぱらぱらと落ちてくる。
・がけからの水が濁ってくる。 など

□地すべり(地すべり危険箇所)/予兆
・地鳴り山鳴りがする。
・落石や小さな崩壊がみられる。
・井戸水が濁る など

■01どこに逃げるかチェック
竹田市防災マップをお配りしています。自宅付近の災害リスクや安全な避難場所を確認しましょう。指定避難場所や自治会公民館等の避難所への移動だけが避難というわけではありません。自宅や隣接建物の2階以上に避難(垂直避難)する方法もあります。『自らの命は自らが守る』意識を一人ひとりが持ち、普段からどう行動するか決めておきましょう。防災マップは市公式ホームページからも閲覧できます。(スマートフォンにも対応)
※二次元コードは本紙参照

■02非常持出品を準備しよう
非常持出品は避難するときに持ち出すべきものです。人によって必要な物が異なります。リュックなどにまとめて、すぐに持ち出せる場所においておきましょう。

□非常持出品(例)
・非常食・水
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・常備薬
・着替え
・貴重品
・感染症対策グッズ(マスク、体温計、消毒液など)

さらに家族に合わせて必要なものを準備
・衛生用品、生理用品
・入れ歯、コンタクトレンズ
・紙おむつ、離乳食、乳児用ミルクなど

◎ローリングストック!
非常食は賞味期限切れがないか定期的に確認してね。いざというときに非常食の食べ方を知る機会になるよ!

■03家族で決めておこう
家族がそれぞれ別々の場所にいて災害が発生する場合があります。日頃から安否確認の方法や集合場所などを家族で話し合っておきましょう。
携帯電話は災害時に回線がつながりにくくなるため、『災害用伝言ダイヤル(【電話】171)』、携帯電話のインターネットサービスを利用した『災害用伝言版』などのサービスを利用しましょう。

■04防災情報を収集しよう
災害に関する情報をテレビ、ラジオ、ウェブサイト、アプリ等で最新の情報を入手し、早めの防災対策を行いましょう。

◎大分県公式おおいた防災アプリ
避難情報や気象情報等、受信を希望する地域や情報を選択することができ、プッシュ通知を受けとれます。

□05早めに避難をしよう
市が避難情報を発令するときは警戒レベルを用いて発令します。警戒レベル4「避難指示」が発令されたら危険な場所から安全な場所へ避難しましょう!

◎防災情報収集コンテンツ
・竹田市河川監視カメラ
・県民安全・安心メール
・大分地方気象台
※二次元コードは本紙参照

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU