文字サイズ
自治体の皆さまへ

第51回 全国消防救助技術大会出場決定

1/38

大分県竹田市

■3種目出場は初の快挙
本市消防本部は久住分署を含め総勢57人で日々業務を行っています。火事や救急現場、行方不明者の捜索等あらゆる現場があります。日々訓練を行うことにより、いかなる現場でも冷静沈着に任務を遂行し、市民の安心・安全を守るという崇高な目的のもと活動しています。日ごろの訓練の成果を発表する大分県消防救助技術大会が5月26日に大分市で開催されました。大分県内14地域の消防本部211人が8種目に参加し本市消防本部からは、「ほふく救出」「はしご登はん」「ロープ応用登はん」「ロープブリッジ渡過」の4種目で計9人が出場し、3種目で優勝!大分県代表として全国大会へ出場することが決定しました。ここ10年間では平成25年に1種目、平成29年に2種目、今回6年ぶりの出場となり3種目出場は本市消防本部での初の快挙となります。いかに安全、確実、そして迅速に0.1秒でも早く助けることができるか、現場においても要救助者を1秒でも早く救うことに繋がると信じ訓練を実施してきました。今後もあらゆる現場で市民の安心・安全を守っていきます。
全国大会に出場する隊員の皆さんから、競技の詳細と抱負を伺いました。

◇はしご登はん(個人)の部
加藤 誠也(かとう せいや)さん(竹田・松円)
自己確保の命綱を結索したあと、垂直はしごを15メートル登はんします。災害建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練です。
訓練を通じて職員の方々や家族のサポートがあり、全国大会へ進むことができました。大分県代表として身につけた体力、技術力、精神力を札幌市で発揮します。

◇ロープ応用登はん(個人)の部
原田 祥信(はらだ よしのぶ)さん(竹田・中九州タウン)
今澤 太志(いまざわ たいし)さん(竹田・上下木)
登はん者と補助者が2人1組で協力し、資機材を使わずに塔上から垂下されたロープを15メートル登はんします。登はん者の腕力だけでなく、補助者との呼吸が重要なポイントです。
諸先輩方のご指導もあり、県大会優勝することができましたが、現状に満足せず、さらに精度を上げ、全国大会優勝を目指して日々の訓練に精進します。

◇ほふく救出(団体)の部
古澤 淳士(ふるさわ あつし)さん(竹田・杣谷)
大塚 健人(おおつか けんと)さん(竹田・上飛田)
志賀 篤(しが あつし)さん(竹田・東中)
3人1組(要救助者を含む)で実施し、1人が空気呼吸器を装着して長さ8メートルの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出したあと、2人で安全地点まで搬送します。ビルや地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練です。
常に支えてくださる方々へ感謝の気持ちを忘れず、全国大会でも竹田市によい報告ができるよう精進します。

■第51回全国消防救助技術大会
日時:8月25日(金)午前9時~午後4時30分
場所:札幌市

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU