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竹田の教育の深化~夢に挑戦する主体的な学びの推進~(2)

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大分県竹田市

■竹田高校体験セミナー開催
6月17日、市内の中学3年生(希望者33人)が竹田高校に集まって、『竹田高校体験セミナー』が開催されました。このセミナーは、市内の中学生の学力向上を図るとともに、地元の高校と中学校が連携して生徒の進路実現をサポートする取り組みです。今回は高校の先生による英語と数学の授業を受けました。英語は英文を「読み取る」ポイントを、数学は入試問題を使って間違いがちなポイントに視点をおいた授業を展開してもらいました。参加した生徒からは、
・これからテストでどのように英文を読めばよいかわかった。
・とてもわかりやすく、「まだまだ英語をがんばるぞ」と思える授業だった。
・自分が間違えそうな問題を解くことができてよかった。
・解けなかったところが、途中式も含めて説明されて解けるようになった。
等の感想をいただいています。中学校3年生を対象とした『竹田高校体験セミナー』は今後も毎月予定しています。また、中学校2年生を対象としたセミナーも冬頃から開催します。

■新たなデジタル素材を導入
◇デジタル教科書導入
教育用タブレットの活用及び登下校時の負担軽減を目的に、全学年にデジタル教科書の導入を行いました。
[現在導入している教科]
小学生:
・1〜3年生…国語及び算数
・4年生…算数
・5・6年生…算数及び英語
中学生:数学及び英語

■認知機能強化トレーニング コグトレオンライン導入
先生の話を聞き取れない、何度も同じ間違いを繰り返す、集中力がない…。こうした子どもたちの背景には「認知機能の弱さ」があるかもしれません。認知機能とは記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断といったいくつかの要素が含まれた知的機能を指します。
市内小学校児童全員の端末に認知機能強化トレーニング「コグトレオンライン」を導入。家庭学習でも自分のペースで進めることができます。

◇コグトレオンラインのポイント
・1回約5分なので短時間で手軽に取り組めます。
・パズルやゲームのような内容で、楽しく取り組めます。
・結果がすぐにフィードバックされるので、児童・生徒自身が主体的に見直すことができます。
・取り組んだ回数や結果が見える化されるので、学習意欲が維持され、継続して取り組めます。

■竹田サイコープロジェクト第1弾 タケタカタローを開催
6月22日、グランツたけたで市内中学3年生を対象に「タケタカタロー」が開催されました。
中学校を卒業して、新たな社会に飛び出す中学3年生に、将来や竹田について考えたり、これからの生き方のヒントを先輩に聞きながら学ぶ授業です。この日は川端(かわばた)まどかさん(大分市消防局救命救急士)、奥結香(おくゆいか)さん(NPO法人TetoCompany理事長)、氏田善宣(うじたよしのり)さん(WOODHOUSE(株)代表取締役)、赤嶺(あかみね)えり子さん(竹田着物部部長)、菊池真琴(きくちまこと)さん(プロボクサー)を招いて行いました。
司会は藤村晃輝(ふじむらこうき)さん(株式会社テレビ大分アナウンサー)が行い、生徒からの質問に答えながら進行しました「仕事に対してやりがいに感じていることは?」「竹田の魅力はなんですか?」などに真剣に答えてもらいました。

参加した生徒からは「今回のプロジェクトに参加すると聞いたとき、憂鬱(ゆううつ)でした。竹田の魅力なんて聞いてもいつも同じ、自然だとか温泉だとか、ここ唯一だけのものって結局ないじゃん。そう思ってました。でもパネラーの5人の話を聞いていると、どうも語っているのは竹田市の魅力ではなさそうでした。
語っていたのは自分のこと。竹田市で活躍している自分でした。竹田市じゃなくてもできる、だけど竹田市でもできるんだよっていうのを教えてもらいました。菊池さんの言っていた「一度竹田を飛び出て、俯瞰(ふかん)的に見てみれば、きっとこのまちが好きになる」って言葉にすごく納得しました。私は今海外留学を考えています。経験したからこそ、不安を乗り越えたからこそ感じられる今があるって、すごくうらやましかったです。自分自身の将来を考えるきっかけ、道の切り拓き方のヒントになったプロジェクトでした」と感想が届きました。

問合せ:学校教育課
【電話】63‒4833

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