■「ダイバーシティ」を学ぶことで見えてくるもの
「ダイバーシティ」という言葉を聞いたことがありますか?ダイバーシティとは、一人ひとりがお互いの違い(個性や特性)を認め合い、尊重し合うことであり、「人はみな違うからこそ尊い」という考えに立つもので、多様な人材の活躍で経済活動が活発化するなど有益な効果が期待できます。
本市は、さまざまな社会的課題や変化に対応するため、あらゆる差別や偏見をなくし、多様性を尊重する文化を育む取り組みを行っています。女性も男性もすべての個人が、互いにその人権を尊重し喜びや責任を分かち合いつつ、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる「男女共同参画社会の実現」もその取り組みの一つです。「男は仕事・女は家庭」のような、性別を理由として役割を固定的に分ける「固定的性別役割分担意識」という考え方や、自分自身では気づかないうちに、ものの見方やとらえ方にゆがみや偏りがある「無意識の偏見」を改めることが求められています。日常生活の中で、自分自身では意識しづらく、思いもよらず人を傷つけることがあるからです。
男女共同参画が進むことで、社会はより豊かで多様性に富みます。個人が能力を最大限に発揮できる社会は、私たちの幸福度を向上させます。私たち一人ひとりが男女共同参画社会の実現に向けて行動していくことが、未来を変える力となります。
本市では11月開催の「男女共同参画推進大会」で「ダイバーシティ」を学ぶ講演会を開催します。まずは正しい知識を得ることから始めませんか?皆さまのご来場を心からお待ちしています。
※「男女共同参画推進大会」は別途ちらしでご案内しています。
問合せ:人権・部落差別解消推進課
【電話】63-4820
<この記事についてアンケートにご協力ください。>