皆さんは「雨水」という言葉をご存じでしょうか。「雨水」は「立春」と同じく二十四節気のひとつで、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる時期のことです。毎年2月19日から3月4日頃にあたります。寒い日が続いていますが、暖かい図書館で春の訪れを感じながらの読書はいかがでしょうか?皆さんのご来館をお待ちしています。
■今月の読み聞かせ
□おはなしひろば
毎週火曜日10:30~11:00
□おはなしルーム
竹田幼稚園2月8日(木)14:00~14:30
南部幼稚園2月15日(木)14:00~14:30
□たけのこ文庫のおはなし会
2月10日(土)15:00~15:30
■新刊のご案内
□一般書
・奥州狼狩奉行始末[角川春樹事務所]東圭一
・台北アセット[文藝春秋]今野敏
・こちら空港警察[KADOKAWA]中山七里
・ツミデミック[光文社]一穂ミチ
・吉野朝残党伝[潮出版社]天野純希
・ジェイソン流お金の稼ぎ方ーコレだけやれば収入が増える!ー[ぴあ]厚切りジェイソン
・貧乏ピッツァ[新潮社]ヤマザキマリ
・ランチの時間[講談社]益田ミリ
・50代からの大人ひとり旅ー大人の旅はどこへでも行けるー[扶桑社]地曳いく子
・見て楽しむことば図鑑[幻冬舎]みっけ/天野慶
□児童書
・今夜、きみの声がきこえる[スターツ出版]いぬじゅん著/三湊かおり絵
・怪盗ドタンととうめいな絵[文芸社]泉小春
・テーマパークのおばけずかんメトロコースター[講談社]斉藤洋作/宮本えつよし絵
・ホワイトバード[ほるぷ出版]R.J.パラシオ原作/エリカ・S.パールノベライズ
・15人の偉人のおはなし-10分で世界が広がる-[高橋書店]真山知幸
・47都道府県おもしろ条例図鑑-地域の特色がよくわかる!-[旬報社]長嶺超輝
・韓国スターが推せる!かわいい韓国語BOOK-めちゃカワMAX!!-[新星出版社]閔ソラ/あんざい由紀恵
・ふゆのあとにははるがきます[アリス館]石井睦美文/あべ弘士絵
・大ピンチずかん2[小学館]鈴木のりたけ
・トコトコだいこんりょうりたび[絵本塾出版]よしたかゆみこ
■司書おすすめの一冊
□一般書
「月ぞ流るる」
澤田瞳子 文藝春秋
宮中きっての和歌の名手と言われる朝児(あさこ)は夫を亡くしたばかり。五十も半ばを過ぎて夫の菩薩を弔いながら余生を過ごそうとしていたが、ひょんなことから三条天皇の中宮姸子(けんし)の女房として再び宮仕えをすることになる。日本初の女性による女性のための歴史物語『栄花物語』の作者である朝児=赤染衛門の視点で描く宮中絵巻。
□児童書
「紙の子ビーゴのぼうけん」
北川佳奈/作 さはらそのこ/絵 岩崎書店
ビーゴはまっ白な「ふつうの紙」の子です。風にとばされやすいビーゴは、おまもりにリストバンドをつけています。あるひ木にひっかかっていた、たこのたあ子をたすけるためにリストバンドをはずしてしまったビーゴは、たあ子といっしょに空へとんでゆきました。ぼうけんの旅にでたビーゴに、どんなできごとがまっているのでしょうか?登場キャラがぜんぶ紙のゆかいなお話です。
□郷土の本
「夢路たどればー九州の唱歌童謡ー」
田代俊一郎 INSIDEOUT
九州ゆかりの唱歌童謡の作詞・作曲家の足跡をたどる、人と歌の物語。今も歌い継がれる名作の誕生と歴史を紐解く音楽紀行。竹田が誇る瀧廉太郎と佐藤義美も紹介されており、代表曲の歌詞とともに、その人の人生と名曲の生まれた背景を探っていきます。
■読み聞かせにおすすめの一冊
「ぼくはなんのほん?」
カロリーナ・ラベイ 光文社
人がいない夜のとしょかんでは、本たちがおおさわぎ。その中でダスティーだけ「だれもぼくをよんでくれない。自分がなんの本かもわからない」とさびしそうです。本のなかまたちは、ダスティーを子どもたちによんでもらおうと、いろいろとさくせんをたてますが…。寝る前の読み聞かせにもぴったりの、心が温かくなる絵本です。
■開館のご案内
◎竹田市立図書館
(【電話・FAX】63-1048)
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:月曜日・第4金曜日
◎荻駅交流館図書室
(【電話・FAX】68-2200)
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:土・日・祝日等
◎久住図書室
(【電話】76-0717【FAX】76-0724)
◎直入図書室
(【電話】75-2211【FAX】75-2217)
開館時間:午前8時30分~午後5時
休館日:土・日・祝日等
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