■教育委員会・学校と保護者等間の双方向情報連絡システムサービス導入
学校-家庭-地域における連絡手段の一元化により、学校-家庭-地域が連携することで、教育現場の課題解決とより良い教育環境の実現のために双方向連絡システムを令和6年度に導入します。
▼新システム導入でできること
○デジタル配信
教育委員会及び学校または、学校協力者が、グループの利用者(保護者)に対してメッセージを作成、配信できる。配布物を電子化により、紛失を防止できる。
○欠席連絡機能
スマートフォンアプリや、ガラケー・パソコンなどインターネットを利用し、生徒児童の欠席や遅刻等を保護者から学校に連絡できる。オンライン上での欠席連絡により、教職員及び保護者の負担を軽減する。
○保護者へのアンケート
イベントへの参加申込や各種調査などのアンケートを簡単に実施することができる。
○学校地域協力者からの配信
学校地域協力者(部活指導員/バス運行会社等)にも配信権限を付与することで、教職員の配信作業負担を軽減する。
▼双方向情報連絡システムのイメージ図
■部活動地域移行
文部科学省は、令和5年度から令和7年度までを中学校部活動の「改革推進期間」と位置づけ、休日の部活動について、合同部活動や部活動指導員の配置により地域と連携することや、学校外の多様な地域団体が主体となる地域クラブ活動へ移行することについて、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すよう、各自治体に求めています。
本市では、地域クラブへの移行の目的として、「学校部活動の意義や役割を、地域クラブ活動においても継承・発展させ、さらに専門的な指導の提供、地域での多様な体験やさまざまな世代との交流を通じた学びなどの新しい価値の創出を目的とする」としています。生涯にわたりスポーツや文化活動を楽しんだり、本市のどこにいても参加できたり、地域と学校が一体になって活動できる体制作りを目指しています。
受け皿となる団体や指導者との調整や保護者・生徒の意向などを丁寧に聞き取りながら発達段階やニーズに応じた多様な環境を整えるよう努力していきます。市民の皆様には、地域クラブ化へ向け、アイデアや普及、運営等、ご理解とご協力をお願いします。
問合せ:学校教育課
【電話】63-4833
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