文字サイズ
自治体の皆さまへ

持続可能な地域に向けて 市内3例目の地域運営組織『コミュニティまつもっと』発足

29/38

大分県竹田市

■新組織図

松本地区で「コミュニティ設立準備委員会」が中心となり、住民自らの手で地域づくりを実行する地域運営組織『コミュニティまつもっと』が設立されました。
5月12日、グランツたけたキナーレで設立総会を開催。72人の関係者が集まり、地域運営組織の設立と、規約や役員、松本地区の今後5年間の「地域計画書」が承認されました。
後藤文康(ごとうふみやす)会長は「地域は過疎化・少子高齢化が進み、予想をはるかに上回る速さで社会環境が変化しています。松本の将来を見据え、地区住民の皆さんと丁寧に取り組みを始めました。
2度のアンケート調査で住民の意見を聴き、検討に要した約2年間で代表者による会議を40回以上重ね、新組織の設立に取り組んできました。まだ完璧ではないが、今までの縦割りの体制から横の連絡調整も図り、なるべく地域全体のことを話し合おうという『考える機能』を持った組織となりました。今後も地域住民が一丸となり『みんながつながる笑顔のまつもと』となるよう歩んでいきたい」と力強く挨拶しました。
土居昌弘市長は「コロナ禍において、並々ならぬ努力で、組織再編をされたことに、心から敬意を表します。市としても、地域コミュニティの維持、住民自治の推進を精一杯後押しをしていきたい」と今後の取り組みに期待を寄せていました。
また、後藤清(ごとうきよし)副会長は「(1)小規模自治会の運営を地域でサポートできる仕組み、(2)住民全員が対象になる事業に重点を置いて検討し、地域計画書を作成してきました。福祉・防災安全・スポーツ交流の3部会で楽しい企画を計画したい」と地域計画・事業計画を説明しました。

■地域運営組織とは?
小学校区等を1つの区域とした総合的な地域組織で、構成員は地区住民全員です。地域運営組織では「みんなで」「いろいろなことを」「話し合いを踏まえて」解決していきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU