■健診の結果が「要受診」だったら?
▼特定健診の結果が「要受診」の方は3人に1人
本市の30歳以上の国保加入者が受けている特定健診では、約3人に1人が「要受診」という判定で紹介状が入っています。令和5年度の地区巡回健診の受診者では、脂質、血圧、眼底、肝機能の順で「要受診」となっている方が多い状況でした。
「今は体調も問題ないし、来年の検査結果を見て受診するか考えよう」「症状が出たら病院へ行けばいいや」「どうせ持病の症状だろうから、精密検査を受けなくても大丈夫だろう」と医療機関での精密検査を受けない方もいらっしゃいます。結果が「要受診」「要精密検査」とあったら、医療機関を受診しましょう。
○精密検査を受けると…
・検査の結果、悪いところがなかったら安心して過ごすことができます。
・病気が見つかった場合、早期に治療が始められ、いろいろな負担(お金や体、時間など)が少なくて済む可能性があります。
○精密検査を受けないと…
・仮に病気があった場合、せっかく健診でみつかった病気の治療開始が遅れてしまい、場合によっては悪化してしまうことになります。
▼精密検査は保険診療です
精密検査は、ご自身の保険証を使って受診していただく必要があります。
特定健診の結果が「要受診」の方は、かかりつけ医など普段からよく診てもらっている医療機関を受診することをおすすめします。生活習慣病は、治療=薬物療法ではありません。服薬の必要がない場合も、生活習慣の見直しをしていくことが大切です。
がん検診の結果が「要精密検査」で、どこの医療機関を受診してよいか分からない場合は、検査結果に同封されている医療機関一覧を参考にするのが良いでしょう。
特定健診や、がん検診で「要受診」「要精密検査」の結果を受け取ったら、そのままにせず早めに精密検査を受けましょう。
問合せ:保険健康課
【電話】63-4810
<この記事についてアンケートにご協力ください。>