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キャリア教育で子どもたちの未来づくり

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大分県豊後大野市

◆「郷土の先輩」特別授業
乙野四方字(おとのよもじ)さん(小説家・緒方町出身・豊後大野市ふるさと大使)
7月10日~12日の3日間、乙野四方字さんをお招きし、市内全7中学校で「郷土の先輩」特別授業を実施しました。乙野さんは「自分は、夢を諦め続けてきたから、小説家の道が残った」(夢を追い求めることが苦しいのであれば、諦めることや他の道を探すことも大切。やってみて諦めたほうが後悔がないし、夢が自分とずれている場合もある)「高校の授業中、電卓の数字が消えたことが、小説家の道につながった」(省エネで10分経ったら消える機能を見た時、アリバイ工作に利用するネタを思いつき、小説を書き始めた。身の回りのささいな出来事や体験から将来が変わる)など、自身のこれまでの経験を子どもたちに伝えてくれました。

◇生徒の感想から
・今まで、自分の夢を見つけ、その夢を叶えるためにちゃんと向き合って走ることが大切と思っていました。しかし、「夢は諦めることも大切」との言葉を聞き、夢を追いかけることだけが全てじゃないと思いました。今後の人生で壁にぶつかることもあると思うので、「辞めたい」という感情が出てこないくらい大切にできるものに出会えるまで、いろいろなことに挑戦していきたいです。

・日常にあるささいなきっかけが自分の将来を決める大事な出来事になるかもしれないという話を聞き、小さな出来事でも、深く考えて疑問を持とうと思いました。

・パラレルワールドのことがとても心に残りました。もし自分が違うことをしていたら、もし自分が・・・などと考えたら、一つ一つの行動を丁寧にしていくことが、とても大切と分かりました。

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