令和4年度の一般会計の歳入決算額は290億3,378万円、歳出決算額は270億6,684万円となりました。歳入歳出の差し引きは19億6,694万円で、そこから翌年度に繰り越すべき財源である2億8,529万円を差し引いた実質収支額は、16億8,165万円でした。
その他の指標について、地方債残高は245億3,976万円、一般会計にかかる基金残高は170億5,426万円(定額運用基金を除く)となりました。また、経常収支比率は令和3年度から5.6ポイント上昇し、92.6%となりました。
■一般会計歳入決算額 290億3,378万円
歳入のうち、自主財源は75億2,607万円、依存財源は215億771万円でした。歳入全体に占める自主財源の割合は、令和3年度より3.8ポイント増の25.9%でした。
このうち、自主財源の代表的なものである市税は、令和3年度から3,706万円増の34億5,670万円となりました。依存財源の代表的なものである地方交付税は、令和3年度から3億4,841万円減の106億314万円となりました。
◇その他自主財源内訳
・分担金・負担金 2億8,808万円(1.0%)
・使用料・手数料 4億3,593万円(1.5%)
・財産収入 5,634万円(0.2%)
・寄附金 1億8,829万円(0.6%)
・繰入金 16億8,167万円(5.8%)
・繰越金 10億4,579万円(3.6%)
・諸収入 3億7,327万円(1.3%)
◇その他依存財源内訳
・地方譲与税 4億1,647万円(1.4%)
・地方交付金 9億5,826万円(3.3%)
◆過去5年間の主な指標の推移
■一般会計歳出決算額 270億6,684万円
◆性質別の内訳
◇その他の経費内訳
・維持補修費 1億3,462万円(0.5%)
・積立金 2億1,311万円(0.8%)
・投資・出資・貸付金 9,423万円(0.3%)
◆目的別の内訳
◇その他の経費内訳
・議会費 1億7,751万円(0.7%)
・消防費 10億6,786万円(3.9%)
・労働費 1,228万円(0.0%)
・災害復旧費 2億9,069万円(1.1%)
・商工費 6億5,448万円(2.4%)
歳出決算額を性質別に見ると、義務的経費は125億1,071万円、投資的経費は50億8,098万円、その他の経費は94億7,515万円となります。
令和3年度と比較して特に増減が大きいものは普通建設事業費で、7億7,221万円減の47億6,331万円となっています。その主な要因は、防災行政無線整備事業の終了によるものです。その他、新型コロナウイルス対策として令和3年度に実施した子育て世帯等臨時特別支援事業等の終了による扶助費の減(△4億3,869万円)が挙げられます。
■特別会計決算の状況
※財政の詳しい内容は、ホームページでも公開しています。
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