◆民生委員児童委員として約20年
山本瞳(やまもとひとみ)さん(犬飼町)
更生保護女性会会員今月号で紹介するキラリ人は、民生委員児童委員として20年ちかく活動し、厚生労働大臣特別表彰を受賞した山本さんです。
山本さんは、犬飼町内の保育園に臨時で保育士として勤務経験があったことがきっかけで、主任児童委員制度が創設された平成6年1月から主任児童委員として活動を始めました。犬飼町区域全体を担当する主任児童委員として、区域内の支援が必要な児童のもとへ定期的に訪問し相談に応じていたそうです。「主任児童委員としての活動は大変でした。子どもたちへの対応に苦慮しましたが、子どもたちが大人になって無事に就職したことを聞いて安心しました」と語る山本さん。児童委員として約7年ほど活動後、平成22年に民生委員として再度声がかかり、それから約12年活動しました。対象の高齢者への定期的な訪問も「訪問する方は私が子どものときから知っていた方が多かったので、訪問時にあんたでよかったと言われ、活動しやすかった」と活動を振り返りました。
また、平成13年から更生保護女性会に入り、会長など役員も歴任し、今でも会員として活動を支えています。会では、少年院で行事のお手伝いや小中学校に訪問し広報活動を行っています。「ここまで続けられたのは皆さんの協力や夫が活動を理解してくれたおかげです」と笑顔で話してくれました。
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