■天野由紀(あまのゆき)さん(三重町)
・料理教室運営事業「えぷろんたいむ。」代表
・大分県6次産業化・農山漁村発イノベーションサポートセンター地域プランナー
・大分県商工会連合会専門家(商品開発・ブランディング・レシピ開発支援等)
・株式会社ふる里 full sato 洋菓子工房アンティーク(店舗運営)
「ぶんごおおの生き活き女性」では、地域のさまざまな分野で活躍している女性を紹介します。
今回は、料理教室運営事業「えぷろんたいむ。」代表の天野由紀さんです。天野さんは、地元の食材、加工品、事業者と出会う中で、その魅力をさらに引き出すための事業の橋渡し役となる運営会社を立ち上げ、地域での女性の雇用創出や人材育成、商品開発やブランディングなどをされています。
~料理教室運営から6次産業プランナーへ~
県外で学習塾の運営をしていましたが、出産を機に食育の資格を取得し料理教室講師として起業しました。Uターンしてみて、子育てをしながら働ける場所がない現実に直面し、この町に次世代の子どもたちが帰って来られる場所や仕事を創りたいとの思いで、人と人をつなげ、さまざまな角度から食の新たな可能性を導き出す6次産業プランナーへとつながっていきました。
~苦労したこと、うれしかったことは~
料理教室はコロナ禍で対面でできない期間が続き、人との関わりが減ったことが一番辛かったですが、コロナ禍をきっかけに新しい視点、視野が広がり、オンライン家庭教師として学習支援をするなど、これまでの経験が生かされたことはうれしかったです。
~これからチャレンジする女性へ~
女性は家事や子育てをしながら、何かにチャレンジするというのは勇気やエネルギーがいると思います。ただ、性別に関わらず自分の得意なことを生かし苦手なことを補い合える社会になるといいなと思います。人それぞれの生き方があり、何が正しいというものはないですし、何歳からでも挑戦するのに遅いということはないと思います。
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