国際交流員退任あいさつ

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国際交流員の盧　恩志(ノ　ウンジ)さんが2年の任期を終え、4月11日に退任されました。

■今後も日韓間をつなぐ役割を果たしたい
鳥のさえずりで気持ちよく目覚め、夜には視野いっぱいに広がる満天の星空。ネオンまぶしいソウルの喧騒に慣れていた私にとって、この1年半は、心安らぐ毎日でした。何よりも、皆さんのおかげで、楽しくて幸せな思い出をたくさん作って、豊後大野市での生活を締めくくることができました。
私は、国際交流員の使命は、互いの理解を深め、心が通じ合える土台を作ることだと常に心掛け、取り組んできました。それ故、「ウンジさんに会って、韓国や韓国人に対する思いが変わった」という声は、大きな励みになりました。私がまいた種がいつか、ちょっとしたきっかけで芽生え、個々人の思い、ひいては豊後大野市におけるさらなる日韓友好への一助になれば幸いです。
私は、大分県豊後大野市出身の韓国人として、これからも日韓間をつなぐ役割を果たしていきたいと思います。その道の中で、心が折れそうな時もあるでしょうが、ここで学んだことや感じたことを糧にし乗り越えていきます。
思い返せば、皆さんのご厚意に甘えてばかりの1年半でした。本当にありがとうございました。

ノ・ウンジ