◆活弁士 麻生八咫(あそうやた)さん(三重町出身)
今月号のキラリ人は、活弁士の麻生八咫さんです。
麻生さんは、平成7(1995)年の文化庁主催「ジャパン映画フェスティバル」(イタリア)招待公演、平成10(1998)年の活弁界初の文部大臣賞受賞など、名実ともに活弁の第一人者としてご活躍されてきました。
麻生さんは、三重町出身で地元の幼稚園、小・中・高校を卒業した後、獨協大学に進学されました。大学卒業後は役者として一人芝居「日傘と剃刀」を全国400回公演。活弁士・池俊行師の語る「坂本龍馬」と出会ったのをきっかけに活弁士になりました。
現在は、「浅草活弁祭り」や「浅草オペラ」公演等を主催したり、「活弁教室」を主宰するなど、活弁士として多方面で活動されています。
今後の目標を「人間国宝を目指して頑張ります!」と力強く語り、さらなる活躍を期待させてくれました。
◆麻生八咫さん・子八咫(こやた)さん、ふるさと大使に
7月26日、市役所でふるさと大使委嘱状交付式が開催され、ふるさと大使に麻生八咫さん・子八咫さんを委嘱しました。
子八咫さんは父・八咫さんの活弁を観て育ち、10歳で浅草木馬亭からデビュー。英語活弁にも取り組まれ、海外に向けても発信されています。
お二人とも、本市の友好都市・台東区の浅草と縁が深く、都市間交流、観光の振興などが期待されます。
公演などを通じて豊後大野市の魅力を全国、世界に発信していきます!
市民の皆さんにも魅力を再発見してもらえたらうれしいです!
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