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4月から小中一貫教育校が開校

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大分県豊後大野市

4月から清川、緒方、大野、千歳、犬飼で小中一貫教育校が開校します。
これは朝地小中学校(令和3年開校)に続くもので、緒方、大野、犬飼は今の校舎を活用した施設隣接型として、清川、千歳は完成した施設一体型の校舎で、義務教育9年間の学びの連続性やつながりを重視した教育活動が始まります。

◆夢の実現に向けた基本理念
・誰も取り残さない
・学年完結ではない
・個々のニーズに対応できる

◆施設一体型小中一貫教育校(校舎が同じ敷地内)
清川、千歳は新しい校舎で1年生から9年生が一緒に学校生活を送ります。職員室が一つとなり、小中の教職員が一緒になって9年間の視点で子どもの育ち、学びを新たに創造していきます。

◆施設隣接型小中一貫教育校(校舎同士が隣接)
緒方、大野、犬飼の小中学校は、今の校舎を活用し、学校生活を送ります。
小学校の英語活動や音楽などの教科によっては、子どもが中学校校舎に移動したり、中学校教員が小学校校舎に出向いたりするなど、小中施設の環境に応じてやり方を工夫しながら指導します。小中合同行事等を通して、児童生徒の密接な交流を図ります。

◆中学校区の立地環境を生かした3つの形態
◇一体型
小学校と中学校とが同じ敷地内にある

◇隣接型
小学校と中学校とが隣接している

◇分散型
小学校と中学校が離れている

◆9年間を見通したキャリア教育
◇前期1~4年(学級担任制)
・1年 9年間の一貫した教育のスタート
・2年 
・3年 幅広い年齢の子どもたちとふれあい
・4年 4年生ならではのリーダーシップを発揮

◇中期5~7年(一部教科担任制)
・5年
・6年 教科担任制を通しての中1ギャップの解消
・7年

◇後期8、9年(教科担任制)
・8年 夢や目標に向かって学び続ける・行動し続ける
・9年 一人ひとりの夢の実現

◆小中一貫教育校の推進
◇9年間で考える
義務教育9年間を小学校6年、中学校3年と分けて考えるのではなく、小中9年間を連続した学びとして指導の一貫性を確立していくことで、子どもの学ぶ力や学ぶ意欲、豊かな心の育成に効果があり、学校が変わります。

◇小さいことを生かす
子どもの数が減少し学校規模が小さくなることを逆利用し「個々のニーズ」や現在の教育課題に丁寧に対応することで子どもが変わります。

◇地域とつながる
地域の「人財」による小学校での学びや育ちの支援(学習ボランティア、見守りボランティア)を中学校でも継続し、学びや体験を積み重ねることで夢の実現を後押しすることができます。

◆小中一貫の歩み
・平成21年 学校教育審議会で「小・中学校の連携(一貫)を図り、旧町村に1校残すことが望ましい」という答申を受けたことに始まる。この答申を受け教育委員会は「連携型小・中一貫教育基本構想」を策定。
・平成25年 毎年中学校区ごとに研究指定を行い、「連携型小・中一貫教育」を進める。
・令和2年 学校教育審議会で「市内7つ全ての町で『小中一貫教育校』の設置に取り組むことを求める」という答申を受ける。
・令和3年 朝地町で設置し、「豊後大野市小中一貫教育校朝地小中学校」を開校。
・令和6年 清川町、緒方町、大野町、千歳町、犬飼町で「小中一貫教育校」を設置。
・令和7年 三重町で「小中一貫教育校」の設置を予定。

問い合わせ先:学校教育課 学校教育係
【電話】0974-22-1143

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