■豊後大野市では、7月16日から119番回線が切り替わります
おおいた消防指令センターには、県内14消防本部から消防職員が派遣され、業務に従事します。
本市を含む大分県内14消防本部は、10月から119番通報などを受信する消防指令業務の共同運用を大分市が建設した複合公共施設内の「おおいた消防指令センター」で開始します。
これにより、大分県内のどこから通報しても消防指令センターにつながることになります。
通報を受けた指令センターは、各消防本部が管轄する消防車、救急車に出動指令をかけ、通報内容の情報を共有します。
7月から、県内各消防本部の119番回線を消防指令センターに順次切り替え、仮運用を行う予定です。
◆Q and A
Q:場所の特定が難しくなりませんか?
A:消防指令センターには最新のシステムを導入し、あらゆる情報から検索できる機能を備えていますので、迅速に災害場所を特定することができます。
Q:消防車や救急車はどこから出動するのですか?
A:これまでどおり、各市町村を管轄する消防本部から出動します。
◆おおいた消防指令センター(複合公共施設内)
所在地:大分市荷揚町32番ほか
◇最新のシステムを使い情報を収集
災害現場映像の受信に加え、防災関係機関との連携を強化するため、最新のICTを駆使して、あらゆる情報を収集できるシステムとなっています。
◇災害で通報が集中してもつながりやすい
大規模な災害が発生した場合に備え、通報を受信する指令台のモードを容易に変更できる仕組みとなっており、最大で36本の通報を同時に処理できます。
こうした指令業務を県内で一元化し、情報を集約することで、迅速な災害対応ができるようになります。
問い合わせ先:消防本部 総務課
【電話】0974-22-0462
<この記事についてアンケートにご協力ください。>