◆森下六代(もりしたむつよ)さん(大野町)
・ソプラノ歌手
・スクールサポートスタッフ
「ぶんごおおの生き活き女性」では、地域のさまざまな分野で活躍している女性を紹介します。
今回は、ソプラノ歌手で大分二期会会員の森下六代さんの紹介です。森下さんは、オペラやコンサートの出演、コンサートの企画・運営など、県内の音楽の振興に努めています。また、スクールサポートスタッフとして学校に勤務しながら、後進指導をしているほか、県内の保育園や小学校で巡回演奏を実施するなど、情操教育にも取り組んでいます。
~子育てと音楽活動について~
別府市の中本達美先生やローマの平山美智子先生に師事し、オペラ歌手を目指して活動していましたが、出産を機に歌うことから離れた生活が続きました。息子が小学1年生の時、担任の先生から、自分のために生きるよう促されました。後日、小学校の体育館で子ども達を対象にコンサートを開催。それをきっかけに、息子からの後押しがあり、音楽活動を再開しました。平山先生からいただいた「日本人離れした声」という称賛の言葉を支えに、現在は上田雅美先生のもとでレッスンを受け、コンサートに向けて練習に励んでいます。
~オペラのやりがい~
私が、人生で一番楽しいと感じるのは、オペラで演じている時です。表現を工夫し、私の歌で聴いてくださる方に感動を与えられた時の達成感は大きな励みになっています。
~今後の目標~
たくさんの人に私の歌を聴いてもらいたいと思っています。また、後進の指導に力を注いでいきながらたくさんの方の音楽の美しさや心地よさを感じられる心を育み、その方々が生涯楽しめるようお手伝いしたいと考えています。
~これからチャレンジする女性へ~
まずは歌を楽しんでください。そして、音楽を通じて癒やされてほしいです。
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