豊後大野のキラリ☆人

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◆落語家　柳亭市馬(りゅうていいちば)さん(緒方町出身)
今月号のキラリ人は、落語家の柳亭市馬さんです。
緒方町出身の市馬さんは小さい頃から落語が好きで、高校卒業後、1980年に五代目柳家小さんに入門。「弟子になれたのは、剣道をやっていたおかげ」とのことで、高校で始めた剣道は3段の腕前です。
1981年に池袋演芸場で初高座。1984年には二ツ目、1993年には真打へと昇進し、四代目「柳亭市馬」を襲名しました。その後、1995年には平成7年度国立演芸場花形演芸大賞受賞、2021年に令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞、2024年に大分合同新聞文化賞受賞と、活躍を続けてきました。
また、2010年に一般社団法人落語協会理事に就任後、2011年に副会長、2014年には史上最年少で会長に就任し、5期10年間務めました。
その後、同協会顧問に就任し、現在、年間の口演数は500席以上にものぼるそうです。
豊後大野市でも、年1回独演会を開催。地元での開催は「親戚や縁者がいるとやりにくいこともあるが、知人に会えたりすることがうれしい」とのことでした。

◇柳亭市馬さん、ふるさと大使に
12月8日、エイトピアおおのでふるさと大使委嘱状交付式が開催され、柳亭市馬さんにふるさと大使を委嘱しました。
「18年間生まれ育った所、忘れることは一日もありません。ふるさとを守ってくださる皆さんのお役に立てれば。いい芸を披露することで、ふるさと豊後大野をPRしていきたいです!」