いきいき健康だより(2)

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◆3月13日(木)は世界腎臓デー
毎年3月の第2木曜日は世界腎臓デーです。慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の機能が慢性的に低下したり、尿たんぱくが継続して出る状態です。
慢性腎臓病が進行すると腎不全となって人工透析や腎移植が必要になることもあります。慢性腎臓病は動脈硬化の危険因子としても重要で、脳卒中や心筋梗塞が発症する確率が高くなります。
自覚症状に乏しい腎臓の病気は、早期から適切な治療を受けることが大切です。

◇健康診断を受けましょう
尿検査(尿たんぱく)、血液検査(血清クレアチニン、e-GFR)でわかります。

◇生活習慣を見直しましょう
・3食バランス良く食べましょう
・食物繊維をたくさんとりましょう
・塩分・脂質の取り過ぎに注意しましょう
・水分補給を心がけましょう
・睡眠、休養をとり、血圧をコントロールしましょう
※治療中の方は主治医にご相談ください。

◆「あけあじ運動教室」を開催しました
1月20日に市役所1階保健センターで、あけあじ運動教室が行われました。理学療法士の永峯和矢さんから、「健康寿命を延ばす運動のすすめ～身体の内側から健康へ～」のテーマで、お話をしていただき、自宅でできる筋力トレーニングとストレッチを行いました。受講者からは、「家で行える運動のため、これからも続けたい」「このような講習会に今後も参加したい」と感想をいただきました。

◆こころ　元気ですか?　～3月は自殺対策強化月間です～
3月は、卒業や退職、転勤など、生活環境が大きく変動することが多い時期ということもあり、自殺者が多くなる傾向にあります。そのため国は、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定め、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現のための啓発活動を行う期間としています。

◇豊後大野市の事業紹介
「こころのホットライン(こころの相談電話)」
【電話】0974-22-4655
平日の月・水・金(時間：10時～12時、13時～15時30分)、専任の相談員が電話で相談を受けています。匿名でのご相談でも大丈夫です。ひとりで抱え込まずに話してみませんか。

◇こころの健康チェック
1　よく眠れない
2　食欲がわかない、ご飯が美味しくなくなった
3　疲れやすくやる気が出ない
4　気分が晴れない、憂うつである
5　集中できない、判断力が落ちている
6　楽しいはずの活動が楽しめない
上記の症状が、ほとんど毎日、2週間以上続く場合は、うつ病の初期症状(脳のバッテリー切れ)の可能性があります。お気軽にご相談ください。

◇こころの健康教室　～中高年期のうつ病　周囲の人の関わり方～」を開催します
うつ病は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減ってしまうことで、無気力で憂うつな状態に陥ってしまう病気です。「気の持ちよう」で何とかなるものではありません。早めに適切な治療を受けることが大切です。また、日本人の約15人に1人が一生のうちにかかるといわれ、罹患率の高い病気のひとつでもあります。
今回、うつ病について、そして、周囲の人のよりよい関わり方について学ぶため、以下の健康教室を開催します。
参加希望の方は、以下の申し込みフォーム(本紙2次元コード参照)、または連絡先までお申し込みください。
日時：3月21日(金)13時30分～15時
場所：市役所　1階　保健センター
内容：中高年期のうつ病　周囲の人の関わり方について
講師：大分大学医学部看護学科　精神看護学　河野修(かわのおさむ)助教

◆子宮頸がん予防(HPV：ヒトパピローマウイルス)ワクチンのキャッチアップ接種について
昨年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、令和7年3月末までに1回接種を完了すれば、令和8年3月末まで公費で3回の接種を受けることができるようになりました。ワクチンの効果やリスク等については、厚生労働省および市のホームページをよくご覧いただき、十分にご理解のうえ、接種してください。
接種期間：令和8年3月31日まで(ただし、令和7年3月31日までに1回接種を完了すること)
対象者：次の(1)(2)を満たす方
(1)平成9年度～平成19年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日～平成20年4月1日)の女性
(2)過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
※このほか、定期接種対象の平成20年度生まれ(誕生日が平成20年4月2日～平成21年4月1日)の女性も該当します。
接種場所・接種料金：医療機関にあらかじめ電話等で予約し、接種日時を
確認してください。
市内または県内の協力医療機関で接種する場合は接種費用は無料です。
協力医療機関外(県外医療機関等)で接種する場合は予防接種依頼書が必要となりますので、必ず事前に市民生活課健康推進室へご連絡ください。