ぶんごおおの 生き活き女性

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◆倉原朋子(くらはらともこ)さん(三重町)
株式会社ファイン　ライフデザイン事業部
おひとりさま相談室　看護師
「ぶんごおおの生き活き女性」では、地域のさまざまな分野で活躍している女性を紹介します。
今回は、大分市の「おひとりさま相談室」で、お悩みやお困りごとに必要なサービスや支援機関を案内している倉原さんです。看護師の経験を活かし、おひとりさまの生前・死後の手続きサポートや生活支援と身元引受けサポートをすることで、安心した生活の維持と前向きに人生最後を考えるきっかけづくりのお手伝いを行っています。

～きっかけ～
県内の病院や施設で勤務し、患者の看護ケアとその方々の人生に寄り添ってきました。しかし、その対象者だけではなく、残された家族や親しい人たちの悲しみや苦しみに向き合い、心身のケア(グリーフケア)が大切だと気づきました。生前から死後に向けた伴走支援を行うことができる葬儀社所属の看護師として活躍していきたいと思い、現在も悩みながら奮闘する毎日です。

～今後の目標～
高齢者に関わらず、誰もが、必要な場面で、必要な社会資源や何らかの支援を受け、社会とつながりながら生活していくために、社会福祉協議会や地域包括支援センター、病院や施設の相談員など関係機関との連携や情報交換(共有)、多職種連携を図り、誰もが住み慣れた地元地域で安心した生活を送り続けることができる社会を目指して行きたいと思っています。

～これからチャレンジする女性へ～
前向きな人生の捉え方として、常識で決めつけてしまわず、気になることに対してはとことん向き合い追求する気持ちで取り組んでいると、気がつけば道が開けていたと感じています。私の場合、とにかく“人(高齢者)が好き”という気持ちが全ての始まりでした。職種の領域にこだわらず、資格と経験を活かせる可能性に想いを込めて、チャレンジし続けることが大切です。