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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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大分県豊後高田市

■未来への投資・地域の更なる発展へ
豊後高田市長 佐々木敏夫
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和6年のお正月を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、ガソリンや食料品などの物価高騰が続き、市民生活に大きく影響を与えた一年となりました。
本市では、物価高騰に直面する市民生活を支えるため、議会からの強い要望を受け、市独自の対策として、国の支給対象から外れた世帯にも支給を拡大し、「全世帯への3万円の支援金」と「全ての子育て世帯に、子ども1人当たり5万円の支援金」を支給しました。そして、年末には、住民税非課税世帯を対象に、1世帯当たり7万円の物価高騰緊急支援金(追加分)の支給をいち早く開始しました。また、敬老会実施補助金を、県内14市でトップの額となる千円から2千円に増額するとともに、第6弾・第7弾となる総額7億8千万円分のプレミアム商品券を発行しました。さらに、本市独自で、3割のプレミアムを付け、過去最大となる総額4億5千5百万円の第8弾プレミアム商品券の発行を予定しております。
こういった施策の実施には、予算が必要ですが、市の一般会計における経常収支比率は、3年連続、県内14市の中で一番です。
さて、国に先駆け、全国トップレベルの子育て支援に取り組む本市は、これまでも「0歳児から保育園の保育料・幼稚園の授業料の完全無料化」「中学生までの給食費の無料化」「高校生までの医療費の無料化」「園児から中学生まで無料で学べる市営塾」そして、一昨年からは難関大学突破に向けて夕方5時過ぎから夜9時まで無料で学べる高田高校生のための塾も開設しました。また、昨年10月からは、高田高校に通うすべての高校生の授業料を無料化するとともに、高田高校以外におきましても、同等額の支援を行うことにより、経済的負担の軽減を図りました。
こういった取組みの結果、県内で唯一、10年連続、転入者が転出者を上回る、人口の社会増を達成できそうです。
また、観光面では、日本の夕陽百選に認定されている真玉海岸に、新たな観光交流拠点施設「真玉海岸恋叶♡ゆうひテラス」が完成し、昭和の町から真玉海岸、長崎鼻へと続く「恋叶ロード」の魅力がさらにアップしました。また、田染地区の「朝日岩屋」「夕日岩屋」が、国の登録記念物(名勝地関係)に登録される予定で、「鍋山(南屏峡)」「真玉海岸」に続いて、3件目、4件目の登録により、九州最多となり、更なる観光客数の増加を期待しております。
また、スポーツ分野では、高田中学校男子陸上部が九州大会で準優勝し、全国大会でも、県代表として10年ぶりとなる7位入賞と大活躍しました。さらに、カヌーで世界大会に出場、柔道で全国大会優勝など、その他にも多くの子どもたちが、様々な分野で素晴らしい活躍をしてくれました。
新年を迎え、改めて原点に戻り、最重点課題である「人口増」に加え、コロナ禍からの回復を見据えた「新たな観光振興」に積極的かつスピード感を持って取り組んでまいります。引き続き、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年が、皆様方にとりまして、素晴らしい一年となりますよう祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

■輝かしい未来に向けて
豊後高田市議会議長 安東正洋
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に輝く新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
また、平素より本市議会に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて、昨年は5月8日から「新型コロナウイルス感染症」が5類感染症に移行し、地域経済や市民生活の活性化の追い風になりました。
しかしながら、全国的な異常な暑さとともに、6月末から活性化した梅雨前線による集中豪雨に見舞われ、そのため、今まで経験したことのない大雨となり、土砂崩れや道路、農地が冠水するなどの事態が生じるなど、災害に対する平時からの備えが大事と感じたところです。
物価高騰対策については、依然として、市民の生活は大変厳しい状況が続いています。そのような中、市議会として「物価高騰は全市民に影響していることから、緊急的な対策として国の支援以外に市独自で全世帯に向けた生活支援をすること」を要望しました。
そのことから、市では独自の対策として、国の支給対象外世帯にも支給を拡大することで「全世帯へ3万円の支援金」と「全ての子育て世帯に、子ども1人当たり5万円の支援金」を支給することができました。
また、4月に第6弾、9月に第7弾となる、30%のプレミアム付き商品券を販売し、市民生活への援助と市内の商工業の活性化につなげ、さらに、高齢者の方々には、敬老会実施補助金を増額し、より充実したものになりました。
1月には3市共同で取り組んでいます「広域ごみ処理施設」が起工され、令和7年の供用開始に向け動き出しました。また、4月には「真玉海岸恋叶♡ゆうひテラス」がオープンし、真玉海岸の夕陽を眺望できる施設として人気を集めるようになり、かつ、昨年まで中止となっていましたイベントも4年ぶりに開催され、活気を取り戻すことができました。
教育面では、10月から高校生の授業料を無料化し、子育て環境の充実がさらに進められました。
市議会といたしましても、今後の地域経済の回復と山積する様々な市政の課題解決に向け、しっかりと議論を重ね、公正で活力ある開かれた議会運営を行う所存です。
本年も市議会に対し、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、令和6年が希望あふれる輝かしい年になりますよう、心よりご祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

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