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全国初官民共同で設立された 国際貢献と地域に根差すBICの挑戦(2)

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大分県豊後高田市

■BICの国際貢献と産業振興
BICは、外国人技能実習生の受け入れを行う監理団体と特定技能外国人の支援を行う登録支援機関の役割を担っており、主に市内で就労する外国人の受入支援を行っています。
外国人の受け入れを希望する事業所から依頼を受けた場合、下記のような流れで入国までの支援を行います。
また、入国後のアフターフォローも担い、外国人・受入事業所双方の支援を行っています。

▼外国人技能実習生受入の流れ(主な例)

▼用語解説
技能実習:日本の技術を発展途上国へ伝承する国際貢献を目的とした在留資格
特定技能:日本の労働力確保のために設けられた在留資格
監理団体:外国人技能実習生の支援や受入企業の監査・指導を行う団体
登録支援機関:受入企業からの委託を受けて特定技能外国人の支援を行う機関
送り出し機関:日本からの求人を受け、現地で適正な人材を集め、日本へ送り出す海外の機関

▼Point
市内には、700人を超える技能実習生や特定技能外国人のみなさんが生活しています。

▽市内の在留資格別人口(令和6年6月30日現在)
技能実習1号173人・2号346人、特定技能1号183人

▼BIC事務局長 黒田紅羽さん
豊後高田市で就労する外国人の方が私生活も豊かになるように、当組合では積極的に地域のイベントへ参加したり、異文化交流行事を開催したりしています。日本人と外国人が安心して暮らせる共生社会を実現するためには、国際交流を通じてお互いの違いを認め合い、尊重し合う姿勢を持つことが非常に大切だと思っています。
また、当組合は市や商工会議所と連携していることで、外国人の受け入れに不安を抱えていた企業様にも安心してご利用いただいておりますので、何か相談がありましたら、どなたでも気軽にお声掛けください。

▼Interview~受入企業レポート~中之島鉄工株式会社にお伺いしました
BICの紹介で、令和3年から、技能実習生等を積極的に受け入れている中之島鉄工株式会社の常務取締役の大鍛治洋介さんと特定技能の在留資格で働くブースァンフーさんにお話を伺いました。

▽常務取締役 大鍛治洋介さん
フーくんは、すごく真面目で優しく、日本に来てすぐに皆と打ち解けていました。今では社内でも一番溶接がうまく、だれにも負けない技術を習得しています。今後は若い技能実習生のリーダー的な存在になってもらえたらと思っています。

▽特定技能資格で勤務する ブー スァン フーさん(ベトナムより)
仕事は少し大変ですが、皆さんとっても優しく熱心に教えてくれたおかげで、初めての溶接にも慣れました。初めは日本語があまり分からなかったのでちょっと大変でしたが、今後もここで溶接の仕事をしていきたいです。

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