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自治体の皆さまへ

地域の活力は人 0歳児から高校生までの医療費・授業料・給食費の完全無料化の実現に向けて

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大分県豊後高田市

令和6年第2回市議会定例会で、佐々木市長が高田高校の希望するすべての生徒に無料で昼食を提供する準備を進めることについて、説明しました。提案理由説明の内容は下記のとおりです。

■6月5日の令和6年第2回市議会定例会・市長提案理由説明(抜粋)
新たな子育て支援策でございますが、来年4月から、高田高校の希望する全ての生徒に無料で昼食を提供する準備を進めてまいります。
全国的に人口減少が大きく進む中、様々な観点で子育て支援に対する議論が進められております。
本市では、「子育ては社会全体で支えるべきであり、教育には隔たりがあってはならない」という基本的な考え方のもと、保護者負担を軽減する対策として、「子育て応援誕生祝い金、最大200万円の交付」、「0歳児からの市内外の保育園の保育料・幼稚園の授業料の完全無料化」、「中学生までの給食費の無料化」、「高校生までの医療費の無料化」、「園児から中学生までが無料で学べる市営塾」、難関大学突破に向けて高校生が授業終了後、夕方5時過ぎから夜の9時まで学べる「高田高校生のための無料の市営塾」や「高田高校の授業料完全無料化」、そして、市外の高校に通う場合も同等の支援など、国や他の自治体に先駆けた全国トップレベルの施策に取り組んでおります。
こうした取組をさらに加速させるため、4月からは、「子育て応援入学祝い金」として、小学校・中学校・高校の入学時にそれぞれ5万円を支給しております。加えて、「高校生までの入院時の食事代の無料化」も、7月からの実施に向け準備を進めているところでございます。
先ほども申し上げましたが、スピード感を持って人口増施策に取り組んできたことで、本市は「消滅可能性自治体」からの脱却や人口の社会増を10年連続、達成することができました。こうした成果をさらに一歩先へ進めるため、今後につきましても、現状にとどまることなく、子どもを産み育てやすい環境を整えていくことが大変重要であると考えております。
令和7年度から「高田高校の生徒に対する昼食の無料提供」が実施できれば、「0歳児から高校生までの医療費・授業料・給食費の完全無料化」を実現することができます。
この実現に向け、関係機関との協議を進めさせていただき、必要な予算などにつきましては、しかるべき時期にご提案できるよう検討してまいりたいと考えております。

「地域の活力は人である」という考え方のもと、一年一年が勝負という強い気持ちを持って、人口増に向け、全身全霊で取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
豊後高田市長 佐々木敏夫

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