いよいよこの4月、大阪・関西万博が開幕します。「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマの下、約160の国々が大阪・夢洲に集結。会場では、最新技術や未来社会の先取り、多様な文化・価値観に触れられるパビリオンが建ち並びます。地元自治体として出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」では、2050年の都市生活の体験や、iPS細胞による「自ら動く心筋シート」が見どころの一つ。さらに、「大阪ウィーク」を通じて、祭りや、音楽・舞台といった大阪の魅力を発信します。ぜひ会場で、ワクワクする楽しさや、さまざまな気づきを感じてください。会期中、国内外から訪れる皆様の安全・安心を守りつつ、魅力的な万博の実現に向け、関係者一丸となって全力を尽くします。
あわせて、万博をインパクトに、大阪の持続的な成長・発展をめざします。新たな成長戦略「Beyond Expo 2025」を策定し、ライフサイエンス分野などでの新技術の社会実装・産業化や、うめきたや大阪城東部エリアといった、成長の拠点となるまちづくりなどを推し進めます。
そしてこれらを、府民の皆様の安全・安心や豊かなくらしの実現につなげていきます。物価高騰や特殊詐欺など、現下の課題に対応しつつ、自然災害への対応力強化などにも力を注ぎます。加えて、子どもたちが自らの可能性を追求できるよう、高校、大阪公立大学等の授業料等の完全無償化などを進めます。
こうした取り組みにより、平時の日本の成長、非常時の首都機能のバックアップを担う、「副首都・大阪」の実現をめざします。
・大阪府知事 吉村 洋文
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