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自治体の皆さまへ

いざというときに貼って安心 ご存じですか?見守りシール

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大阪府交野市

認知症やその疑いがあり「行方不明」になる人が全国で延べ1万9000人余りと過去最多になっています。この10年でおおよそ2倍に増加。
交野市では、徘徊で行方が分からなくなった方をできるだけ早く発見するため、認知症高齢者に見守りシールを配布しています。

■シールを貼っている高齢者に気付いたら
(1)やさしく声掛け
やさしい声掛けが、地域での高齢者見守りの第一歩です。
(2)シールの二次元コードを読み取り、高齢介護課まで連絡
コードが読み取れないときは、【電話】893-6400(高齢介護課)または【電話】891-1234(交野警察署)に電話を掛けてください。
(3)登録番号と高齢者の状況を伝える
市は登録番号で、高齢者の身元と連絡先を特定します。
(4)市から登録されている家族に連絡

■行方不明等の心配があるご家族の方
衣服やベルト、靴等にアイロンやドライヤー等で貼り付けられる、見守りシールを配布しています。また、見守りシールの利用者は、申込時に法律上の賠償責任を負った場合の経済的な負担を軽減するための賠償責任保険(1事故に付き最大1億円)へ加入することができます。利用者負担はありません。
※事故の際は、保険会社により聞き取り・審査があり「保障対象外」となる場合があります。

▼保障の範囲
日常生活における偶然の事故により、他人を死傷させたり、財物を損壊等、法律上の損害賠償責任を負ったりした場合に、保険金が支払われます。
○事故の例
・店の商品を壊してしまった
・線路に立ち入り列車を止めてしまった
・他人にぶつかる等でけがをさせた

▼迅速に探す「徘徊高齢者SOSネットワーク」
ご家族等が認知症や障がい等、何らかの理由で行方不明になる可能性がある場合、あらかじめ名前や、特徴、写真等の情報を、事前に市に登録することができます。行方不明になった際には、関係機関にFAXやメールで捜索の協力を依頼し、迅速な対応につなげます。

■認知症にやさしいまちに
高齢介護課職員 小串さん
認知症のケアにおいて重要なのがコミュニケーション。不用意な一言で本人を不安にさせたり怒らせたりすることは、症状悪化のきっかけになります。対応に正解というものはなく、性格や経歴、好き嫌い、そのときの気分等、個々に配慮した声掛けが求められます。市では、認知症への理解を深め、普及・啓発を目的とした出前講座や、スムーズな支援につなげるための専門職に対する取り組みを行い、認知症にやさしいまちづくりを進めています。

問合せ:
高齢介護課【電話】893-6400
認知症相談窓口 地域包括支援センター【電話】893-6426

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